【東京開催!奈良時代の女性たちの祈りを歩く】正倉院・種々薬帳の香原料を調合して~オリジナルの和の薫りを作ろうWS
昨年から倉橋みどりさんのNPO法人文化創造アルカさんと奈良時代の女性についての講座で、案内人を勤めさせていただいております。
この講座は、題材にした女性たちの生涯についてお話したり、ゆかりの地を紹介したり、ツアーを組んでゆかりの地に行ったりなどもしています。
古代のことを難しくお勉強するというわけではないのです。古代の奈良に生きていた女性たちのゆかりの場所や文物からどんな思い、祈りがあるのかを知ることで奈良の旅をさらに深く味えたら。そんな思いで開催しています。
来年の1月13日、14日には東京での講座とイベントを開催することになりまして、現在参加者を募集しています。13日はまほろば館さん(募集がまだ始まっておりません)、14日はワークショップなどもあります。場所は池袋駅徒歩5分のギャラリーKさんです。
(14日の講座・WSは受付が始まっています)
どんな講座があるのか?については上記をご覧頂きたいのですが、詳しくわからない!いう方のために、1つづつ紹介していきたいと思います。
上村恭子 ひめみこごよみ2018年より
1月13日は募集が開始してから紹介するとして…
1月14日のほうですが、まずはお香のワークショップのお話から。みちおかさんは、普段から天然香原料・香木を使った手づくりお香講座などをされている、薫物屋香楽(たきものやからく)認定 香司です。ことのまあかりでも何度かワークショップをしていただいています。
また、「奈良時代の女性たちの祈りを歩く」で題材にした女性たちのお香を作っていただいたりもしています。(店頭販売しております)
奈良は鑑真和上が、お香の調合を初めて伝えた地と言われ正倉院にも、当時の香原料が残っており、漢方生薬やスパイスと同じものを多く使用いたします。
ご縁の深い奈良の地で当時に想いをはせながら、天然香原料は心身に安心安全でお香の本来の目的、歴史、各原料の効能なども学びながら楽しくお香を手づくりすることを伝えています。
そう!。お香、というとなんとなーく京都っぽいイメージもあったりしますが、元々は鑑真和上だったり、光明皇后が正倉院に残したものだったりと、奈良に深いゆかりがあるのです。
「奈良時代の女性たちの祈り」のワークショップですので、正倉院の種々薬帳に伝わる香原料を調合して自分だけのオリジナルの香りを作ってもらいます。最初にみちおかさんが香木の話をしてくださるのですが、それが本当に興味深いのです。古代から使われてきた香木の歴史について、様々なことを知ることが出来ますよ。
今回は1回目12時~14時が「練り香水(塗り香水)」のWS。吹きかける香水などではなくて、クリーム状のものになります。手首や耳の後ろや首すじなどに塗ると、あまりきつくなくふわっと香ります。普通の香水より持ち歩きしやすいので、最近使っている方も多いようです。(ありがとうございます練り香水のWSは満席となりました!キャンセル待ちのみ受け付けております。)
※会場レイアウト変更のため、どちらのお席もまだ若干受け付け可能となりました!
2回目 の塗香作りは15時30分~17時30分。密教系のお寺で、お堂の内陣に入る際に僧侶の方から手に頂いたことも有る方もいらっしゃるかもしれません。身を清めるためのお香です。お堂に入る前のみならず、心を落ちつけたりするときなどに使用します。自宅で写経をされている方は、お写経を始める前に使ってもいいですね。
古代から使われてきた香木とおなじもの使って「自分の好きな香り」を作ることで、古代の人たちと香りで繋がることができるような気もしますね。
追記!講師のみちおかさんから
今回、塗香つくりの参加者さまには正倉院にある筆(奈良筆)を復元されておられる「文殊房」製の塗香入れをお持ち帰り頂けることになりました
とても可愛いオリジナル塗香入れです
こちらもぜひお楽しみにしてください
とご連絡がありました!素敵ですね!塗香作りWSはまだ募集中です~!ぜひお越しくださいませ~!
現在少しだけお席に余裕があります。ぜひご参加くださいね!お申し込みはコチラから。
次回また別の講座・WSの具体的な内容についてお知らせしますね。よろしくお願いします!