奈良旅×生活

奈良旅のこと、奈良生活のこと。

13日のまほろば館、14日の池袋での講座・イベントにご参加くださった皆様、ありがとうございました!

 

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13日のまほろば館、14日の池袋での講座・イベントにご参加くださった皆様、ありがとうございました!本当にたくさんの方にご参加いただきました。講師の先生方も本当にありがとうございました。

 

参加者の方から、「歴史上の人物が身近に感じた」と言っていただき、私が言いたいことが伝わっていたようでとても嬉しかったです。

天皇になった皇女たちのあとがきにも書いたのですが、奈良は古代の女性たちの祈りや願いが、今も生きているところだと私は感じています。

社寺の仏像や建築物の造形的な部分だけではなくて

「誰が、何のために」

作った、作らせたものなのか、というところ。古代の人たちの祈りや願いを日常やまつりに受け継ぐ人たちがいるからこそ、今があるということをもっともっとたくさんの人に知ってもらいたい。古代の人々の生き方を知ることで、自分の生き方にもつながってくることだと思うのです。

古代の女性にスポットをあてたことは、今後も色々やっていきたいと思います。倉橋さんとの「奈良時代の女性たちの祈りを歩く」は、東京でお話したことをもう少しはしょったバージョンになりますが、3月16日、23日の金曜日にことのまあかりで予定してます。こじんまりとお話をしたいと思いますので、よかったらご参加くださいね。その後の予定は今のところ未定です~。私個人の企画でも色々やるつもりでいますので、またチェックしていただけると幸いです。

ws.formzu.net

 

あとちょっといつもと毛色が違う感じで、元正天皇の話しをします。(お水をのみ比べと思っていますが、もしかしたら養老の水で炊いた七種粥を出すかも。確定したら追記します。あとこちらはもうすぐ定員になります)

kotonomaevent.hatenablog.com

というわけで、今後も古代の女性たちについて色々とやっていきたいと思います。

 

人生の半分

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私は今年で40歳になるんですが、20歳の時に奈良にはまって通い始めたので、
今年で奈良歴が20年になります。奈良に生まれても育ったわけでもない私が、人生の半分、奈良という土地を好きになって憧れて、通って、引っ越して今があります。

修学旅行で「またここに来たい!」と強く思い、就職をした年に幼馴染と京都と奈良を旅行したのがきっかけでした。奈良にだけずぶずぶとはまってしまいました。
奈良のためにお金と時間を作って、限られた時間で奈良のあちこちを旅してきました。

よく母などには「何で飽きないの?」といわれるんですが、逆に飽きる要素がどこにあるのか私にはわからない。
人生の半分も夢中になれる場所があるって幸せなことだったなあと思います。

来年からは、「人生の半分以上、奈良が好き」と言えるようになるんですね。改めてこうして書くと感慨深いですね。
死ぬ前に、奈良のことばかりな人生だったなあと振り返るのだろうなあ。(いつ死ぬかわかりませんけど)

20年の間に、現在の奈良の土地のことも、過去の奈良のことも、様々なアプローチでみてきました。この年月をかけて私の中にインプットし、蓄積してきた様々なことを、お店だったり、執筆活動だったりと様々な形で表に出すことで、今の生活があります。

これは本当にありがたいことだなあと思っています。

 

奈良、面白いところです。同じことを20年も言い続けている。交通的に旅人でも行きやすい北部だけではなく、土地のことを知るたび、歴史を知るたび、地元の人たちに出会うたび、ますます楽しさが増していく。知るたびに、さらに知りたいことは増えていきます。


盛り上げたいとかどうこうしたい、という気持ちはまったくないです。これからも楽しんでいきたいし、奈良を愛する人たちがもっと奈良を楽しんでいけるようなことをして行きたいな、と思っています。

2018年 新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

ばたばたしたり色々あって年末のご挨拶が全く出来ておりませんでした。

昨年も皆様にお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年は、名所図会の編集、洞川の本の執筆編集刊行、天皇になった皇女たちの執筆、比礼ふるの刊行、奈良旅手帖の発行に、ほかにもちょこちょこと取材や執筆編集などをさせていただきまして、充実しておりました。五冊も本に携わった年は初めてです。今年は現在は全くの白紙なのですが、本以外にもやりたい・作りたいことがたくさんあるので、よろしくお願いします。今月後半からは毎週のようにことのまあかりでイベントがある予定なので、ぜひご参加くださいね。

kotonomaevent.hatenablog.com

 

 

先ほど、元旦のことのまあかりの営業を終えて帰宅しました。
今年は家でもおせちを用意しなかったのと
朝の仕込から働いていたので正月気分にならない~と思っていたのですが
コンビニに入った瞬間、流れる春の海を聞いて「あ、正月なんだな…」と実感するという…。

二年連続で大晦日営業をして、来年は大晦日は休むことにしようと決めました。
理由は単純に、私が大晦日の夜、どこかの社寺に参拝したい、または洞川に行きたいから!です(笑)もう我慢できないー!お客さんがうらやましくて仕方がない~。
あと初日の出がみたい~!
これまでお正月に奈良に行くことは多かったので、あちこちの社寺に参拝してきました。なので年末年始は仕事をしていても我慢出来ると思っていたのです。


しかし正月の深夜、薬師寺さんに参拝に行きまして、八幡様もお稲荷さんもご開帳、年に3日間だけ吉祥天女がおわす金堂の雰囲気、僧侶の皆様の祈り、
その新年をことほぐ場の空気というのが好きなんだなと気づいてしまったのです。
人は多いです。どこにいっても多いです。ご利益を求める人たちで溢れかえっています。

でも、お正月の社寺は一年の最初の日におめでとうと言い合い、お祝いすることが出来る場所なんですよね。生きている人間にも、神仏にも、創建した人にも、長い年月護ってきた人たちにも。祈り、祝い、続いていくことを実感できるのが、お正月なのだな。

なんてことを改めて感じたので、来年は私も久々にその中に身を浸したいと思いました。
体力があればお店が終わった後にあちこちの社寺で初詣して、その後また仕事しても大丈夫なのかもしれませんが、さすがにもう無理ですね・・・(笑)。

まだお正月営業が続くので、がんばります。今年もnakaさんちの奥さんのご実家レシピのきなこ雑煮や、おせちもやっています。

去年の感じだと2日のほうがお客さんが多かったけど、明日はどうでしょうね。


今日の夜、あいているどの店もお客さんだらけで、元旦の夜家にいない人も多いんだなあと思いました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

大晦日の営業後、薬師寺さんに参拝しに行ってきました。奈良時代吉祥天女にお会いしたかったのです。光明皇后がモデルとも言われておりますが、薬師寺には光明皇后の影はあまり感じないので、ほかの人物なのではと思います…。

私はなんだか、薬師三尊と吉祥天女が同じ金堂の中におわすことにやたら感激していました。薬師寺さんは2時ごろには例年閉門されるそうです。今年は参拝客が多くてちょっと遅くなったとか。ギリギリでしたが行けてよかった。

 

あと昨年、毎月一回はまだ行ったことがない行事に行く、という抱負があったのですが全然達成できなかったので、今年こそは達成したいと思います。計画を立てよう

【東京開催!奈良時代の女性たちの祈りを歩く】ご朱印帳作りWS

昨年から倉橋みどりさんのNPO法人文化創造アルカさんと奈良時代の女性についての講座で、案内人を勤めさせていただいております。

この講座は、題材にした女性たちの生涯についてお話したり、ゆかりの地を紹介したり、ツアーを組んでゆかりの地に行ったりなどもしています。

古代のことを難しくお勉強するというわけではないのです。古代の奈良に生きていた女性たちのゆかりの場所や文物からどんな思い、祈りがあるのかを知ることで奈良の旅をさらに深く味えたら。そんな思いで開催しています。

来年の1月13日、14日には東京での講座とイベントを開催することになりまして、現在参加者を募集しています。13日はまほろば館さん(募集がまだ始まっておりません)、14日はワークショップなどもあります。場所は池袋駅徒歩5分のギャラリーKさんです。

13日のまほろば館さんの講座も募集開始しています。13日ご希望の方はこちらからお申し込みください

講座案内 | 奈良まほろば館

 

なかなか書けず書けずにおりました><すいません。ご朱印帳WSについて記載しますね。

フルコトのイベントやえぼしさんとのコラボイベントなどでもご朱印帳作りのWSは開催してます。講師はフルコトのぱん吉くんでおなじみのだんちのさん(@shikapan)。

今回のWSでは、中を蛇腹に折り、連結し、表紙を貼りつけて完成します。表紙はえぼしさんが染めた正倉院文様や奈良モチーフのものから選んでいただきます。

選べる表紙はえぼしさんのサイトにも記載していただきました。この中から選んでいただきます。

eboshi365.com

基本的には折ったり切ったり貼ったりする作業ですが、やはり自分自身が製本しあげたご朱印帳は愛着もひとしお。大事なテーマをきめてテーマに沿って授与いただく際に使ってもよし、普段のご朱印帳のつづきに使ってもよし。世界で一冊のご朱印帳を作りませんか。

また、以前まほろば館の講座で、ご朱印帳の講座をしたこともある生駒あさみがちょっとだけ、ご朱印帳についてのお話もさせて頂きます。

 

現在1回目に若干余裕がございます。2回目も、あと1人なら受け入れ可能ですのでぜひぜひご参加くださいね!!

お申し込みは下記から!よろしくお願いします~!

naranoinori.info

【東京開催!奈良時代の女性たちの祈りを歩く】万葉集の女性歌人たち ~万葉集・大伴坂上郎女を中心に~

昨年から倉橋みどりさんのNPO法人文化創造アルカさんと奈良時代の女性についての講座で、案内人を勤めさせていただいております。

この講座は、題材にした女性たちの生涯についてお話したり、ゆかりの地を紹介したり、ツアーを組んでゆかりの地に行ったりなどもしています。

古代のことを難しくお勉強するというわけではないのです。古代の奈良に生きていた女性たちのゆかりの場所や文物からどんな思い、祈りがあるのかを知ることで奈良の旅をさらに深く味えたら。そんな思いで開催しています。

来年の1月13日、14日には東京での講座とイベントを開催することになりまして、現在参加者を募集しています。13日はまほろば館さん(募集がまだ始まっておりません)、14日はワークショップなどもあります。場所は池袋駅徒歩5分のギャラリーKさんです。

(14日の講座・WSは受付が始まっています)

上村恭子 ひめみこごよみ2018年より 万葉歌人ということで、鏡女王

 

今回は倉橋みどりさんがメインでお話をする万葉集の女性歌人たち
万葉集大伴坂上郎女を中心に~についてアップします。まだお席がわずかですがございます。

<みどりさんからの案内文です>
飛鳥~奈良時代の人々について思いをはせるとき、『万葉集』をひもとくと、その人のことがぐんと身近に感じられることがあります。
なにせ詩歌というものは、自覚のあるなしに関わらず、その人の心根が反映されるものです。言葉にはもちろん、なぜこの花に目をとめ、この雪を喜んだのか・・・そんな切り取り方にもその人らしさが滲みます。
歌を読み解くことは、発掘調査や文献の読解と同じように、大切で楽しい歴史へのアプローチだとしみじみ思います。
というわけで、今回の講座では、日本現存最古の歌集『万葉集』に、女性としてもっとも多くの歌を採られている大伴坂上郎女を中心に、彼女がどんな女性だったのかを一緒に読み解いていきたいと思います。とくに彼女の恋の歌には、今を生きる私たちにも共感できるものがたくさんあります。『万葉集』初心者の方にもわかりやすくお話しますので、どうぞお気軽にご参加ください

 

前半は倉橋みどりさんがお話をして、後半は生駒とのトークセッションになります。万葉集に歌が残っている女性たちを、現代の女性歌人の目線で語るという講座もなかなかないのではないでしょうか。大伴坂上郎女が数多く残した歌や、万葉集の女性たちについてお話します。ぜひご参加ください。

 

お申し込みはこちらから!

naranoinori.info

 

【東京開催!奈良時代の女性たちの祈りを歩く】正倉院文様を染める!

昨年から倉橋みどりさんのNPO法人文化創造アルカさんと奈良時代の女性についての講座で、案内人を勤めさせていただいております。

この講座は、題材にした女性たちの生涯についてお話したり、ゆかりの地を紹介したり、ツアーを組んでゆかりの地に行ったりなどもしています。

古代のことを難しくお勉強するというわけではないのです。古代の奈良に生きていた女性たちのゆかりの場所や文物からどんな思い、祈りがあるのかを知ることで奈良の旅をさらに深く味えたら。そんな思いで開催しています。

来年の1月13日、14日には東京での講座とイベントを開催することになりまして、現在参加者を募集しています。13日はまほろば館さん(募集がまだ始まっておりません)、14日はワークショップなどもあります。場所は池袋駅徒歩5分のギャラリーKさんです。

(14日の講座・WSは受付が始まっています)

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今回お知らせするのはえぼしさんの染めのWSです。

1200年以上の歴史を持つ「正倉院文様」を手染めして、オリジナルデザインの生地を制作します。出来上がった生地は、額に入れて飾ったり、ポーチやブックカバー、御朱印帳などにお仕立てすれば、世界でひとつだけの作品の出来上がり!古代ロマンあふれる手染めワークショップです。

 

えぼしさんの工房は古い商家の一角にあります。元々、興福寺所有だったと言い伝わる蔵で、3年前まで油問屋の倉庫として使われていました。2016年8月に東京ローカルで放送された「栗山千明の極める奈良」で栗山さんが体験されていたので、ご覧になった方もいらっしゃるかも。

正倉院文様は光明皇后ゆかりの正倉院におさめられている工芸染織品にみられる文様です。シルクロード文化を伝える文様で、宝相華文・連珠文など様々な文様があります。

 

 

正倉院文様の図案から鮮やかに染め上がるえぼしさんの作品は、色合いがとても斬新で正倉院文様の世界に新しい風を吹き込んでくれました。今回は出張版で特別に東京でワークショップを開催していただきます。

えぼしさんの商品はことのまあかりやフルコトでも取り扱わせていただいております。正倉院展の時期には毎年シェフェスタにも参加されているので、そちらで目にする方も多いのではないでしょうか。勿論当日も会場でえぼしさんの商品販売もあります。お楽しみに~!

えぼしさんの美しい染めの世界は、ぜひぜひサイトをご覧ください!

eboshi365.com

 

染める柄についてはお申し込み後にお送りするメールの中から選んでいただきます。

染める布の大きさはご朱印帳くらいのサイズ。参加者の皆様それぞれの感性で、美しく染め上げてみてくださいね。出来上がったものは後日郵送です。実際に染めた色と、乾かして出来上がった色の差もぜひ楽しんでいただきたいです。

希望者のみ、縫製加工の依頼は別途料金かかりますが、

テーブルランナー 300円
ブックカバー 1,500円
ガマグチポーチ(口金サイズ約20㎝) 4,200円
トートバッグ(目安20×25㎝) 4,200円
御朱印帳 3,500円
御朱印帳入れ(数寄屋袋) 3,000円
ファブリックパネル 2,500円
手ぬぐい(約33×90㎝) 250円
ハンカチーフ(約30×30㎝) 300円

などで加工することも可能です。こちらは当日決めていただいても問題ありません!

 

下記のものはイメージで、こちらの柄を染めるわけではないです。正倉院文様を好きな色に染め上げてみてくださいね。

 

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お席が少なくなってまいりました1回目は満席です。2回目の講座のみ若干ですがお席がございますので、お早めにお申し込みください!

会場レイアウト変更のため、お席が増えました。2回目の講座、お待ちしております。

 

お申し込みはこちらから!

naranoinori.info

【東京開催!奈良時代の女性たちの祈りを歩く】斎宮になった皇女たち~大伯皇女・井上内親王・酒人内親王~

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上村恭子 ひめみこごよみ2018年より 大伯皇女

昨年から倉橋みどりさんのNPO法人文化創造アルカさんと奈良時代の女性についての講座で、案内人を勤めさせていただいております。

この講座は、題材にした女性たちの生涯についてお話したり、ゆかりの地を紹介したり、ツアーを組んでゆかりの地に行ったりなどもしています。

古代のことを難しくお勉強するというわけではないのです。古代の奈良に生きていた女性たちのゆかりの場所や文物からどんな思い、祈りがあるのかを知ることで奈良の旅をさらに深く味えたら。そんな思いで開催しています。

来年の1月13日、14日には東京での講座とイベントを開催することになりまして、現在参加者を募集しています。13日はまほろば館さん(募集がまだ始まっておりません)、14日はワークショップなどもあります。場所は池袋駅徒歩5分のギャラリーKさんです。

(14日の講座・WSは受付が始まっています)

 ↓お香のWSについてはこちらに詳しく書いています。

asamiikoma.hateblo.jp

 

 というわけで、講座・WS紹介の第二弾。「斎宮になった皇女たち」というタイトルで、生駒あさみがメインでお話した後に、倉橋さんと対談形式でお話する、というスタイルの講座です。タイトルは自著「天皇になった皇女たち」から使いました。

斎宮とは、天皇の即位後とにその御世の安泰を願って、神様にお使えしていた未婚の皇女のことです。初代倭姫は崇神の代の人物。飛鳥時代に制度化され、後醍醐天皇の時代まで続きました。

 

今回の講座では、天武天皇の皇女で、斎宮が制度化してからの初代ともいわれる大伯皇女、聖武天皇の長女で光仁天皇の娘・井上内親王、そして井上内親王の娘・酒人内親王の三人についてをお話させて頂きます。

大伯皇女は天武天皇の娘で大津皇子の姉。亡くなった弟に思いを寄せて詠んだ歌が有名ですね。大伯皇女は大津皇子が亡くなった後、701年まで生きています。大伯皇女ゆかりの地の話や、奈良以外にも名張、岐阜の話も含めて、色々とお話致します。

(ちなみに上記のイラストはカレンダーのイラストです。大伯皇女が伊勢に行った翌年、同じ年齢、同じ蘇我倉山田石川麻呂の孫である阿閇皇女(元明天皇)と、天武天皇の娘で大友皇子の妃だった十市皇女が伊勢に行くんですね。その時の「久しぶりに友達に会えた」的なイメージで描いてもらいました。)

井上内親王は前日のまほろば館では、最期の地となった五條のお話がメインとなると思うのですが、14日のほうでは斎宮に定められた日の話や、斎宮時代に起きた出来事などを重点的に、人生全般的な話をする予定です。

酒人内親王は、井上内親王の娘で桓武天皇の妃になった人物。今年の正倉院展で「酒人内親王献入帳」が出陳されていました。娘の朝原内親王斎宮になった人物です。二人が潔斎した「春日斎宮」の推定地の話、空海の性霊集に残された遺書などから、人物像についても迫れたらと思います。

短い時間で3人について話をするので、どこまで掘り下げられるかわかりませんが、天皇の代を護っていた皇女たちの話、ぜひ聞きにいらしてください。

(こちらももうすぐ定員です。お早めに!)

お申し込みはこちらから!

naranoinori.info