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奈良旅×生活

奈良旅のこと、奈良生活のこと。

「好きだからです」

お店をやっていたり何か作っていたりすると取材される機会も多いのですが、

「なぜこれをしているのですか?」と聞かれるときに「好きだからです」と回答すると、全然納得していただけないんだなあと思うことが多いです。

以前も書いたり言ったりしたことがあると思うんですが「どうして奈良が好きなんですか?」という質問って何十回も聞かれています。が本当に回答が難しいです。私という人間が育っていった環境、人格形成に及ぶところまで戻った上で、色々な要員が複合的に絡み合って、奈良という場所に惹かれるんですよ。とかいって、軽い気持ちで聞いた記者の方にそんな人生を語られても、ですしね。

私も何冊か本を作ってきていますが、取材先の方の「好きだからです」という気持ちって凄くわかるんですよ。だから、取材させていただいた方がそう言うなら、私はそう書かせてもらっているんですが、個人の本では許されても新聞や雑誌やテレビでは許されないところがあるんでしょうね。

「好き」って伝わりにくいものなんだな、と取材を受けるたびに思います。それをしている理由が欲しいのはわかるのですが、愛だけではダメなのね。何か大義名分が欲しいのでしょう。愛って何でしょう。って言われたら、説明しにくいことではあります。自分の中から湧き上がる、説明のつかない何かなんですよね。(結局説明できない)

たとえば、私の場合、奈良に特化したことをしていることが多いので「まちおこし」的なことをよく言われます。盛り上げるためにやっている、と言って欲しいという方も多く感じます。だがしかし、まちおこしや盛り上げるという言葉は私にとっては地雷です。(笑)

好きなことを楽しくやっていたら、人が来ると私は信じてます。でもそれは簡単なことではないということもわかってます。でも、そうあって欲しいと、わたしが願っているということです。

お客さんが来るために「仕掛ける」とか、「誘客」とか、そんな言葉を使っていろんな企画をするのではなくて、「好きだから」「楽しいから」という気持ちが最初にあって欲しいんです。主催者は何かをするときにそう思っていて欲しいんです。これはただの奈良好きの願いです。

 

好きだから楽しいから。いろんな人に知ってもらいたい、楽しんでもらいたい。

そんな気持ちをもって、いろいろなことをしていきたいと思っています。私もまだまだ知らないことばかりですが、自分のこれまでの経験を踏まえた上で、ひとに伝えられることを伝えていけたらと思ってます。

記紀万葉名所図会、祈りの回廊に携わりました。

お知らせ

奈良県刊行の二つの仕事が発表になりましたのでお知らせします。

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■奈良記紀万葉名所図会-日本書紀歴史体感編-

ココトソコノ制作室で編集ディレクションをさせていただきました。

今回の冊子は中学生向けということもあり、本文イラストは伊藤いらかさんにお願いしました。伊藤いらかさんは飛鳥時代奈良時代のイラストを描かれる方で、とても美しいイラストを描かれる方です。こういった作風のイラストが、中学生の興味を引くのではと思い、今回起用させていただきました。中学生向けとはいっても、大人も十分楽しめると思います。日本書紀飛鳥時代に興味がない人にとってはとっつきにくいものかもしれませんが、読み込んでいくと面白いんです。何より日本書紀に書かれた場所が奈良にはたくさんあるということ。そこに今でも行けるということ。そのことを、奈良に住む中学生が知るきっかけになってもらえたら、お手伝いさせていただいた身としてはとても幸せなことだと感じています。

色々な方にお世話になりました。関係者の皆様、県庁の皆さん、本当にありがとうございました。

冊子は15日ごろから県庁の文化資源活用課さんや観光案内所などで配布とのことですが、1人1冊になるようです。(東京のまほろば館などでも配布するようです)

郵送をご希望の方は、封筒の宛先面に「日本書紀・歴史体感編 希望」と明記し、送り先を記載した返信用封筒(A4サイズが入る封筒に205円切手を貼付)を同封のうえ、奈良県文化資源活用課(〒630-8501 奈良市登大路町30番地)までお送りください。
※電子ブック版はこちら
http://www.pref.nara.jp/miryoku/zue_rekishitaikan/

 

■祈りの回廊 春夏版

こちらもココトソコノ制作室で、特集ページのみ編集させていただきました。宿坊と庭の特集です。

宿坊、好きです。奈良に住んでいても、また泊まりにいきたいと、今回の取材で改めて思いました。お寺に寝泊りするという、普段ではできない体験。夜間や早朝のお参りができるというのは格別です。今回の祈りの回廊が発行されてから話をした方に「奈良に宿坊があるの知らなかった!」と言われましたが、奈良にも色々あるんです。(高野山とかが有名なようですね)パンフレットをご覧になって、ぜひ宿坊に泊まってみてくださいね。

そして「奈良の庭」特集。奈良の庭って奥深いんだなあと、今回の取材を通してはじめて知ることばかりで、楽しかったです。監修をしていただいたマレス先生のインタビューもかなり読み応えがあります。考えてみたらこれまで「庭」という観点でみたことがなかったもしれない場所も多くて、次に訪れるときは視点を変えてみてみようと思う特集です。じっくり読んでください。観光案内所などで配布しています~。よろしくお願いします。

 

上記2つ以外にもグッズの制作や、まだ公に出来ないお仕事などもあり、2016年下半期はあっという間に過ぎてしまいました。

考えてみたら昨年は形になったものが手帖しかなかった!?あれ!??なのですが、これからようやく自分で刊行する本にがっつり取り組めます。大変大変お待たせしておりますが、いいものが作れるように全力を注ぎますので、どうぞよろしくお願いします。

 

2017年もよろしくお願いします

奈良エッセイ

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

奈良旅手帖発行のお知らせをしたまま、更新ができずにおりましたが、2016年は編集のほうでも様々なお仕事をいただきました。

まだ現在進行形で製作中のものも多いのですが、その中でもご予約いただいている本の2冊の発行が伸びていることを大変申し訳なく思っております。もうしばらくお待ちいただけるとありがたいです。

また今後、編集した冊子などの刊行関係のお知らせすることもあると思いますので、よろしくお願いします。

 

 

ことのまあかりは大晦日からお正月の営業をさせていただきました。奈良の一部で食べられている「きなこ雑煮」とワンプレートおせちのセットはたくさんの方に召し上がっていただけて、とても嬉しかったです!ありがとうございました。

だいすきな場所で一年の最初を迎えたい、という奈良が大好きなたくさんの方たちにお正月からお会いできました。

私もかつては皆さんと同じく、奈良の社寺で年越しをする楽しさを味わっていた側でした。

(ちなみに、大神神社で10時くらいから年越しを待ち繞道祭の最初まで居るのと、信貴山朝護孫子寺の宿坊で宿泊年越しからの深夜のご祈祷などへの参列、が多かったです)(寒かったですねー。私の冬の装備は基本的に奈良に行くためのものでした)

奈良におわす神様や仏様にご挨拶する年初というのは私にとっては大切なこと。きっとお越しになったみなさんもそういう気持ちなのだと思います。

今年はそんな皆様が少しでも休める場所があれば、と思って、はじめて大晦日からの営業をしました。

年越し蕎麦を食べにきてくださった方が初詣をしたあとにまたお越しくださったり、翌日におせちを食べにきてくださったりしたり、本当に嬉しいことでした。

ひとりで旅をしていて、お正月気分を味わえたと仰ってくださる方も多くて、営業してよかったなとかみ締めている正月七日です。来年の営業はまだ未定ですが(笑)もし営業する場合はよろしくお願いします。

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奈良の観光についてもう18年もみてきましたが、いろんなことが変わってきたと思います。

 

また、奈良が大好きな観光客歴のほうがまだまだ長かった私からすると、奈良リピーターを大切にしてくれる場がもっとあるといいなと思うのです。奈良が好きだから奈良をもっと知りたいという方は本当にたくさん居るので。

いろんなことがありますが、今年も奈良を愛しながら奈良で生きていこうと思います。

 

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奈良旅手帖2017発売しました。

お知らせ

9月と10月には平城宮跡ですばらしい二つのお芝居観劇することができて、その場の空気も含めて、ちゃんと書きたいと思いつつ、怒涛の忙しいシーズンに突入しております。あせることもないので、後日ゆっくり記載します。

 

でもこれだけは。奈良旅手帖2017、発売開始致しました。今年で9年目になります。

奈良好きが、奈良好きのために作りはじめた手帖です。

奈良を愛する人たちに使っていただきたいと思い、作り始めました。気づくともう9冊目になっていて、時間の流れにびっくりしてます。最初の頃から予約して購入してくださっている方たちの名前はやっぱり覚えてしまうものだなあと、発送作業しながらしみじみしておりました。皆様のおかげで続けて来られました。

奈良のことが大好きで何度も奈良に来るし、来られなくても奈良に思いを馳せたいと思っている人たちがたくさんいます。

奈良の観光に従事している人たちはそういう人たちがたくさんいることをもっと知ってもらいたいです。

新しい観光客に来てもらうことも大切かもしれません。その中でも奈良が好きになる人も出てくると思います。でも、これまで地元の人が大切にしてきた心に寄り添える、奈良を大切に思う方たちもたくさんたくさんいるんです。

そういう方たちを大切にして欲しい。と常に思っています。

奈良に住んで、奈良を旅する人たちに場所や情報を提供する側になっても、私はずーっと奈良のクライアントです。死ぬまで。

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奈良が氷のまちになっている。

奈良エッセイ

私が3年くらい寝ていて、今年起きて夏の奈良をみたら、とにかくびっくりすると思う。

いつのまにこんなにかき氷が流行ったの!?というくらい、今年の夏の奈良はかき氷でした。

元々奈良でも、おちゃのこさんやぷちまるさんや樫舎さんなどなど、かき氷が美味しいお店はたくさんありました。氷をやっているお店は、暑い日は長蛇の列ができることも知っていました。でも町ぐるみでこんなにたくさんのお店が氷を出し始めて、こんなにたくさんの人が食べに来ることはなかったのではないでしょうか。

近鉄奈良駅周辺は氷室神社のおひざもと。というのがいちばん大きいと思っています。氷室神社さんには、日本書紀では仁徳天皇の皇子、額田大中彦皇子が氷室のことを教えてもらったという闘鶏稲置大山主命を祭ってます。そして都が平城に遷ったときにすぐに氷室も春日のふもとにうつりました。

寒い冬に作った氷を暑い夏に味わう。奈良時代には4月から9月末まで平城宮に献上されていたところです。

そして今年は5月に開催された、ひむろしらゆき祭。全国のかき氷やさんが集まるお祭りの舞台も氷室神社です。さらにほうせき箱さんをはじめ、たくさんのお店のかき氷がメディアに登場したことが大きいと思っています。

さらに今年の夏の奈良は暑かった。本当に暑かった。都内の友人が「暑いよ~」と言っていたので覚悟して東京にいったのにぜんぜん涼しいよ!と思ったくらいに奈良は暑かった。体を氷で冷やしたい!と思う人たちが、どれほど多かったかということもあると思います。

本当にたくさんの人が氷を求めて町をさまよったり列に並ぶ姿をみましたし、ことのまあかりにも多くの方に来ていただきました。

 

ことのまあかりをはじめたときにかき氷をやりませんか?と言われていたのですが、最初はぴんときていなかったのです。でも前述したとおり、氷室神社さんがあるということ、

そして氷といえば長屋王・・・。というイメージから、古代にちなんだ人物などの名前をつけ、それにまつわるメニューを出したらうちでやる意味があるな、と思ったのです。

たとえば長屋王邸から牛を飼っていたことから、練乳を使った氷を。遣唐使が唐から持ってきた、当時は薬として高貴な人しか口にできなかったはちみつを使った練乳とはちみつの「長屋王」(そして何より長屋王は市で自分の氷室の氷を販売していたのです!)や、元明天皇から「橘」の名前をもらった県犬養橘三千代には柑橘系のシロップの氷「橘三千代」などを考えました。

今年は吉野の葛餅を使った「大海人」(大海人皇子壬申の乱の前出家して吉野にいたことが由来です)がとにかく一番人気でした。こちらの葛餅は「よしのや」さんの葛餅を使用しています。

それ以外にも産地の名前が古代の人名の名前だったらつけたりしています。葛城産ブルーベリーとヨーグルトの「葛城皇子」や、カラフルなゼリーを管玉にみたてて発掘してもらう「管玉勾玉」、推古天皇の時代、薬狩が行われていた高取町のヤマトトウキのシロップを使用した「炊屋姫」(←推古天皇の名前です)などなど。終了したシロップを含めて10種類ほど作りました。

古代がすきな方はもちろん、知らない方にもメニューをみて、こういう意味があるのかと知ってもらえたらなと思っています。

さらにその人物に関するゆかりの場所にいってもらたり旅に発展するようなきっかけになるといいなと思って毎日氷をかいております。

 

ことのまあかりの氷は9月末までの予定です(ご要望が多いので10月以降もちょっと検討しておりますが、まだ未定です)

 

と、最後は自分の店のことになってしまいましたが

お店ごとにいろいろなこだわりがあって面白いし美味しいです。

まだまだいけてない氷やさんも多いのですが、9月になったら少しはめぐれるかな。氷のかみさまがいる、奈良の氷をいろいろ味わってみてくださいね。

 

 

これは「ひむろしらゆき祭」の日に出店はしてないのですが、この2日のみ限定で出した「いちびこあんこ白玉勾玉」。奈良産の苺と勾玉の形をした白玉を乗せました。

(現在は出していませんが、せっかくなのでブログでだけでも)f:id:asamiikoma:20160829140016j:plain

 

こちらは田原ナチュラルファームさんの緑茶を使った「太安万侶」。

濃い目のお茶の氷です。田原は太安万侶のお墓がある場所なので、名づけました。

(こちらはまだまだお出しています)

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奈良で誕生日を迎える

6月から更新ができてない!


という間に

奈良手帖の予約開始しております!

http://naratabi.jimdo.com/

正倉院展時期には発売開始の予定です。


倉橋みどりさんと一緒に

古代の女性に思いをはせる講座もはじめてます!9月は満席ですが

10月、11月はまだ余裕がございます

よろしくお願いします。

http://naranoinori.info



また、ことのまあかりでは、というか奈良では、かき氷が大人気です。氷の神様がいることで、こんなふうに氷が賑わうこと、素晴らしいなぁと思います。またこのことについては詳しく書きたいです。



今年も奈良で誕生日を迎えました。

旅をしていたころから誕生日には奈良に何度も来ていました。

誕生日はやはり好きなところにいたい!という気持ちでいたので。誕生日の記憶は奈良のことばかりですね。


去年からはがっつり働いています(笑)

働いて、たくさんの方にお会いすることも

社寺の行事に参列することも、どちらも経験できて幸せな誕生日だなと思っています。 

ありがとうございます。

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きたまちweekのこと

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きたまちweekが今年も終了しました。

このイベントは2012年の「もっとずっときっと祭」というイベントに端を発しています。このときはフェリシモさんが主催で、倉橋みどりさんが中心になって、きたまちのお店に協力してもらいました。震災チャリティーのイベントでした。

翌年からさくらバーガーの山戸さんが実行委員長となり、きたまちweekとして開催しています。2016年の今年の開催で4回、来年が5年目になります。

同じきたまちでお店をやっている方々に、この期間内に同時多発的に何かしませんか?という一週間なんです。ちょっとした割引や、ちょっとした特典、お店でのイベントももちろんですが、「この時期」にやることだったら、参加店のイベントなどはマップに掲載して情報を集約しますよ~ということなんです。この時期にやるというだけで、近くの店にめぐりやすくなる、今まで自分の店を知らなかった人にもお店を知ってきたまちをめぐってもらうという機会になると思っています。

この形がちょっとわかりにくいのかも?と思いますが、きたまちweekって何?と思っている方にめぐってもらいたい時期なので、来年はぜひめぐってみてくださいね。

今回まち歩きをして、いろんな時代別に詳しい方々のお話をたくさん聞く機会に恵まれました。私は古代が好きですが、戦国時代や近現代のきたまちも本当にすごいところです。奈良全体的にいえることですが、凄いところや凄いものがありすぎて、突出した凄さがなければあまり着目されないものが多いんですよね・・・。そういうところもこれから知りたいし、知ってもらいたいなあと思います。

戦国時代の奈良、きたまちももっと知りたくなりました。漢国神社に家康の甲冑が奉納されていますがあまり興味が無かったのもあって(笑)あまり深く考えたことがなかったのですが高天に家康専属の甲冑師がいたんですね。奈良の甲冑の歴史など本当に興味深かったです。

先日両親が奈良にきていました。歴史小説などをよく読んでる父が古代には全く興味がないらしく古代の史跡などにいってもあまり反応がなかったのですが、戦国時代関係のところに行くとテンションが変わってました。今回の戦国時代の話などをその時に知っておけばもっと案内できる場所が違ったのになあと、いまさらながらに後悔しましたが、次回来るときは戦国時代視点で案内できるようにいろんなことを調べたいです。

 

話が飛びました。実行委員主体のおやつ横丁や、今年開催したまちあるきなどのイベントはありますが、実行委員がメインでまちおこし!みたいなイベントではないのです。一緒にいろいろたのしいことをしましょう!主催者も、参加店も、参加者も。という気持で実行委員に参加させてもらっています。なので、どっぷり関われなくてもいいので(実行委員もその時々の都合で動いています)きたまちのお店の方、来年はよかったら実行委員ミーティングにも気軽にご参加くださいー。そしてご意見もいろいろいただきたいです~。

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