奈良旅×生活

奈良旅のこと、奈良生活のこと。

いろんな方に会って話を聞いた中間報告。

画像に含まれている可能性があるもの:花、植物、自然

 

ここに書いたことで

いろいろな方に聞き取り中でして、
今の段階で色々なお仕事、色々な立場の方16人くらいに会って話をしています。

今のところ社寺、観光関係の仕事をしている方、宿の方をはじめ、市町村の文化財課の方たち、地域活動をしている方、お店の方、行政の方、そして編集者やライターなどの同業者の方などに色々とお話を聞かせていただいてます。皆様貴重なお時間ありがとうございます。まだまだこれからも色々な方に話をうかがう予定です。


それで、私がやっていくべきことの方向性がなんとなく見えてきました。

 

①今、話をきいている方たちの中で、いいよーという方たちとのつながりを提示していくこと。どこで誰がどんなことをしているかの可視化。webなどで提示していくことと、その方たちと常に密に連絡を取り合って情報交換していくこと。(一緒にご飯食べる機会を定期的につくる)きたまちコンセントの奈良県版かな。

 

②「実績のある奈良のプロ編集者」の集まりを作り、どんな方がどんなことをしてきたか、しているかを表に出していく。

紙やwebでの情報発信の仕事をしてきた、プロの編集者さんたちの仕事は普段あまり表に出ません。でもその重要性、必要性を見せていくことをしたい。奈良のどこで誰がどんなことをしているか知っている方たちがいることを知ってもらいたい。(私は編集者と名乗っていいのか微妙だし、ここで考えているのは私以外の凄い先輩方です。)

編集者などがなくても問題ないと思っている層にどう訴えるかも考えていきたいところですね。奈良で仕事をしてきて、知らない方も多いと感じています。
「編集」は何にでも応用がきくので、本、冊子、webも勿論ですがそれ以外の場でも皆様活躍してます。現地案内(ツアー)、講座、イベントの企画や運営などなど。皆様それぞれ携わって来ています。そういう方たちが奈良でしっかり地に足をつけて仕事をしていることを、それこそ新規でくる宿や店、自治体の方たちにも存在を知ってもらいたいし、存在を知らせていきたい。その方たちがする仕事が奈良に旅しに来る方や引っ越してくる方たちに役立つし、当然新規のお店や宿だけではなくて、縁がなかったもともとの地元のお店や宿にもぜひ知ってもらいたいです。得意分野もそれぞれ違いますし。

そんなわけで編集者の皆様にまたお声がけさせてもらっています。とりあえず今度できる本屋さんなどで、定期的に編集者の何かができたらいいかなあとも。

 

③イベントなどの日程が決まったら投稿してもらえるサイトをつくる。
参加者を募集しているサイトならあるけど、主催者側がいつどこで何が行われているのかを知れる場がなくて色々なかぶりが出てきてるのが問題だと思っていてこのあたりなんとか整備したいなと思ってます。カレンダー機能のあるツールはたくさんあるのだけど、どういうものが使いやすいのか、イベントの主催者の皆さんにもそのあたり相談したいな。時間はかかるかもだけど、なんとかしたいなあ。外に向けたことじゃなくて中でしていくことも考えねば。

 

④情報の出し方を考える。

それと、情報の出し方ですね。これだけ「個」に向けてのものが細分化されてきているし、たった数年でちょっと前の手法は使えなくなってくる。何でもかんでもすぐに古くなるという自覚を持って、その時々に合うやり方を考えていかないとならないですね。

今はやっぱり「個」にフィットする内容のもの、自分ごとになるという出し方をしていくことを考えなきゃ。誰に来てもらいたいのかという目的をはっきりと。

色々自分の中での課題です。

 

⑤webなどで上記を提示をしていくことも大事だけど、オフラインでは地元の方たちともっと知り合う機会を作りたい。

今回色々な人とお会いして感じたんですが、webで何らかのことをしてる方には私は過大評価されすぎている気がしていて、すっごく気が引けます。

わたしなど全然知られてないし、たいしたこともしてないです。
で、わたしのことを知らない方たちにも伝えたりしていかなきゃならないことが出てきてるなと感じていて、私が知らない、私を知らない方たちに知ってもらうためのことも考えていきたいと思いました。奈良の地元は本当にいろんなつながりがたくさんある。東京で生活してたら想像できなかったです。

今まであまりご縁がなかった方たちとのつながりを作ったり、参加したことがないところへの参加も必要と思ってます。私でお役に立てるようなことがあったらお誘いいただけたらありがたいです。

などなど。


皆さんとお話をさせてもらって、学校で展開していける方向のことはそちらにもつなげていきます。

編集講座、情報発信のリテラシーの講座は倉橋みどりさんに2月11日に開催していただくことになりました。こちらも詳細と募集が決まり次第お知らせしますね。

 

まだまだ色々あるのですが、基本はこの方向のことを考えたいかなと。

ただ、まだまだお会いする予定の方や、お声がけしたい方たちもたくさんいるので、その方たちとの会話の中でやり方とか考え方がまた変わる可能性もあります。

 

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先日砂川と話をしていて「奈良は手間をかけていくところ」という話が出ました。

手間をかけないと漏れるものが多すぎる、それが奈良なんだよねって話で、この即時性を求める時代にすごく真逆なことを言っているとは思います。

即時性が必要な部分もないわけではないかもしれない。

でも奈良がなんとなく好きで、これから何かしていきたいと思う方たちには、これまでかかってきた手間、これからもかけていかないとならない手間があることを想像してもらえたらいいなあと思ってます。

って手間っていう概念だけ書いても伝わらないですね!具体性が必要ですね~。

わかりやすくないです、めんどくさいことが多いです。でもこれまでの方たちがかけてきた手間を、時代だからということでするっと簡略化していいのかというのもありますよね。それが何なのか知りたい方は私と話をしてもらえたらと思います。すでにこれが手間ですね(笑)

何でもかんでもスマホの検索で見つかるわけじゃないということですよね。

奈良で何かしていきたい、という方たち、話をしてみたいという方がいたらまだまだ募集中してますので、お声がけください。直接じゃないと話せないこともめちゃめちゃ多いですし。

はじめて会ったり、1対1で会うのがはじめての方には怖いとか緊張するとかも言われたんですけど(笑)全然コワクナイヨー。