奈良旅×生活

奈良旅のこと、奈良生活のこと。

人生の半分

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私は今年で40歳になるんですが、20歳の時に奈良にはまって通い始めたので、
今年で奈良歴が20年になります。奈良に生まれても育ったわけでもない私が、人生の半分、奈良という土地を好きになって憧れて、通って、引っ越して今があります。

修学旅行で「またここに来たい!」と強く思い、就職をした年に幼馴染と京都と奈良を旅行したのがきっかけでした。奈良にだけずぶずぶとはまってしまいました。
奈良のためにお金と時間を作って、限られた時間で奈良のあちこちを旅してきました。

よく母などには「何で飽きないの?」といわれるんですが、逆に飽きる要素がどこにあるのか私にはわからない。
人生の半分も夢中になれる場所があるって幸せなことだったなあと思います。

来年からは、「人生の半分以上、奈良が好き」と言えるようになるんですね。改めてこうして書くと感慨深いですね。
死ぬ前に、奈良のことばかりな人生だったなあと振り返るのだろうなあ。(いつ死ぬかわかりませんけど)

20年の間に、現在の奈良の土地のことも、過去の奈良のことも、様々なアプローチでみてきました。この年月をかけて私の中にインプットし、蓄積してきた様々なことを、お店だったり、執筆活動だったりと様々な形で表に出すことで、今の生活があります。

これは本当にありがたいことだなあと思っています。

 

奈良、面白いところです。同じことを20年も言い続けている。交通的に旅人でも行きやすい北部だけではなく、土地のことを知るたび、歴史を知るたび、地元の人たちに出会うたび、ますます楽しさが増していく。知るたびに、さらに知りたいことは増えていきます。


盛り上げたいとかどうこうしたい、という気持ちはまったくないです。これからも楽しんでいきたいし、奈良を愛する人たちがもっと奈良を楽しんでいけるようなことをして行きたいな、と思っています。