奈良旅×生活

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【東京開催!奈良時代の女性たちの祈りを歩く】万葉集の女性歌人たち ~万葉集・大伴坂上郎女を中心に~

昨年から倉橋みどりさんのNPO法人文化創造アルカさんと奈良時代の女性についての講座で、案内人を勤めさせていただいております。

この講座は、題材にした女性たちの生涯についてお話したり、ゆかりの地を紹介したり、ツアーを組んでゆかりの地に行ったりなどもしています。

古代のことを難しくお勉強するというわけではないのです。古代の奈良に生きていた女性たちのゆかりの場所や文物からどんな思い、祈りがあるのかを知ることで奈良の旅をさらに深く味えたら。そんな思いで開催しています。

来年の1月13日、14日には東京での講座とイベントを開催することになりまして、現在参加者を募集しています。13日はまほろば館さん(募集がまだ始まっておりません)、14日はワークショップなどもあります。場所は池袋駅徒歩5分のギャラリーKさんです。

(14日の講座・WSは受付が始まっています)

上村恭子 ひめみこごよみ2018年より 万葉歌人ということで、鏡女王

 

今回は倉橋みどりさんがメインでお話をする万葉集の女性歌人たち
万葉集大伴坂上郎女を中心に~についてアップします。まだお席がわずかですがございます。

<みどりさんからの案内文です>
飛鳥~奈良時代の人々について思いをはせるとき、『万葉集』をひもとくと、その人のことがぐんと身近に感じられることがあります。
なにせ詩歌というものは、自覚のあるなしに関わらず、その人の心根が反映されるものです。言葉にはもちろん、なぜこの花に目をとめ、この雪を喜んだのか・・・そんな切り取り方にもその人らしさが滲みます。
歌を読み解くことは、発掘調査や文献の読解と同じように、大切で楽しい歴史へのアプローチだとしみじみ思います。
というわけで、今回の講座では、日本現存最古の歌集『万葉集』に、女性としてもっとも多くの歌を採られている大伴坂上郎女を中心に、彼女がどんな女性だったのかを一緒に読み解いていきたいと思います。とくに彼女の恋の歌には、今を生きる私たちにも共感できるものがたくさんあります。『万葉集』初心者の方にもわかりやすくお話しますので、どうぞお気軽にご参加ください

 

前半は倉橋みどりさんがお話をして、後半は生駒とのトークセッションになります。万葉集に歌が残っている女性たちを、現代の女性歌人の目線で語るという講座もなかなかないのではないでしょうか。大伴坂上郎女が数多く残した歌や、万葉集の女性たちについてお話します。ぜひご参加ください。

 

お申し込みはこちらから!

naranoinori.info