奈良旅×生活

奈良旅のこと、奈良生活のこと。

よしよしよしのinよしの 開催しました

淑人乃 良跡吉見而 好常言師 芳野吉見与 良人四来三
よき人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よよき人よく見つ

(昔の立派な人が、素晴らしい所だとよく見て、喜ばしいと言った、この吉野をよく見よ。今の善良な人であるお前たちも、この聖地をよくよく見よ。)

この歌が詠まれたとされる、いわゆる吉野盟約は、

天武天皇八年五月五日→新暦換算で679年5月31日
丁度イベントの2日前ですね。ちょうど今、この季節だったんだな~。
イベント名は5年前に吉野の皆さんに来てもらったイベント名だったんですが(みほこ命名)、時期的にもいい時期だったんですね。

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2018年6月2日、3日によしよしよしinよしのというイベントを開催しました。

私たちはイベントをしても何か仕事をしても、わりと打ち上げ的なことをそんなにしないのですが、フルコトをはじめて7年たって、はじめて全員そろって旅をしました。それが去年の12月。行き先はかねてから泊まりたいと思っていた吉野の三奇楼や東吉野のルチャ・リブロさんなどなど。とても楽しい旅でした。

そのときに、三奇楼やねじまき堂を拝見させていただいて瞬時に「何かやりましょう!!!」と盛り上がりました。

というのが今回、イベントをすることになった経緯です。

とはいえ、元々吉野の皆さんとのつながりはもっと前からで、5年前、4年前のきたまちweek中、フルコトのイベントに来て吉野ならではの1dayカフェを開いてくれたのです。(その時すでにみほこさんが吉野の皆さんとつながりがあったというのもあります)

いろんな作家さんに物販、飲食で出店してもらったり、多種多様なワークショップ、吉野チームによるまちあるき、吉野町教育委員会の池田先生による吉野川流域を語る講座などなど、様々な企画を催しました。夜はデッキで懇親会バーベキューもしました。宿泊は事前に数名募集したのですが、常連の皆様ですぐに埋ってしまいました。皆さんそれぞれ満喫してくださって嬉しかったです。

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この2日間を思い返すとありがたくて嬉しいことばかりで、何にお礼をしたらいいのだろう、と考えていたのですが、とりあえず帰り際、天武天皇持統天皇にお礼をしました(笑)

何より吉野の皆様、参加してくださった皆様、ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。
地元の方たちがたくさん来てくれて楽しんでもらえたことが本当に嬉しかったです。

地域を愛して、地域のみなさんも一緒に楽しむ、というのは一番根本的で大切なことですね。
当然のことを身をもって実感して、2日間いろんなことに感動しっぱなしでした。
外から行く私たちだけでは、全くなにもできずに近隣の方に迷惑をかけていただけのイベントになってしまったと思います。

私は今回は「奈良が好きだけど、吉野方面には頻繁に行く機会がない」と言っている方たちに、吉野は吉野山もいいけれど、それ以外のところにも良いところがあると知ってもらって、これから何度も来てもらう機会になったらいいなあ、と思っていました。
何より上市を入り口にして行ける南部の村もたくさんある。どの方面に行くにしても、上市の楽しみ方を知っていれば、旅がさらに充実したものになると思うんです。

参加してくださったうちの常連さんたちは、イベントのWS飲食物販も大満喫した上で
ある人は4時半起きで宮滝にいって朝焼けを眺めているし、またある人はまちあるきに参加した上にさらにもういちどめぐったり、川沿いを歩いたりちょぼくのほうに行ってみたり、浄御原神社にもいったり、講座できいた、こばしから妹背山を見にいったりと
想像以上にそれぞれがそれぞれ、楽しんでくれていて、もうもう本当ーーーに!嬉しかったのです。
何人もの人が「また上市に遊びにくる!」私に言って帰っていったのも本当に嬉しかったです。みんな地元の方たちに随時よくしてもらっていたようで、エピソードをたくさん聞かせてくれました。
(私ずっと氷かいてたから報告しにきてもらえてよかった(笑))
満喫したみんながうらやましいぞーーーーー!!

というわけでうらやましいのでわたしもまた近いうちに遊びにいこうと思います。


皆様、本当にありがとうございました。

↓みなさまの反応をまとめてあります

togetter.com

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過去の仕事一覧/2019年9月現在

 過去の仕事一覧、長く更新してなかったので久々に更新してみました。

(2019年9月10日更新)

 

【過去仕事】

今までの奈良に関する一部のお仕事

・2008年から「奈良旅手帖」を刊行。2018年版で10冊刊行

・2009年~2010年まで東京・奈良まほろば館勤務(1F物販)

・2010年

【出版】  「ふたりでいく奈良」(アスキーメディアワークス)刊行

【イベント】藝育カフェSankakuさんで「奈良バー」開催

【講演】  奈良ひとまち大学『奈良に思いを馳せる365日~奈良LOVE女性が作った手帖~』講演

2011年

【開店】  6月 旅とくらしの玉手箱 フルコトを共同運営開始(東京在住のまま運営)

【イベント】東京・世田谷ファームさんと「台風12号の被害における奈良県南部復興チャリティイベント」開催

【講演】  奈良ひとまち大学 奈良に思いを馳せる365日 ~奈良LOVE女性が作った手帖~ 講師

2012年

【出版】 「奈良旅ちょこっとアドバイス」(フルコト社)刊行

【講演】  NHKカルチャー「冬の奈良を楽しもう~奈良旅手帖とともに~」講師

2013年

【執筆】  エルマガジン社「歩きたくなる奈良の本」奈良歳時記・監修

【出版】  マチオモイ帖「洞川帖」刊行

2014年

【編集】  奈良県 記紀万葉名所図会 神様・人物入門編 編集ディレクション

 ●2月奈良に引越し

2015年

【出版】  3月 「ならびたり」刊行

【開店】  3月 奈良市小西町に雑貨カフェBAR ことのまあかり開店

【講演】  7月 奈良ひとまち大学「奈良で遊ぶ、奈良を遊ぶ~カフェから発信する奈良愛」  登壇

【企画】  8月 奈良県 祈りの回廊 企画

【講演】  10月 奈良まほろば館「手帖を片手にあるく旅 ―御朱印でめぐる古の都」(JR東海エージェシー主催)講師

2016年

【編集】  1月 奈良県 記紀万葉名所図会 日本書紀ことはじめ編 編集ディレクション

【企画】  1月 奈良県 祈りの回廊 企画

【イベント】1月 フルコト学校

【監修】  3月 上村恭子ひめみこごよみ 監修

【講演】  3月 奈良ひとまち大学「時空を越えて奈良を旅する」登壇

【講演】  8月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 東京レクチャー

【講演】  9月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 元明/元正天皇 講師

【講演】  10月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 孝謙天皇 講師

【講演】  10月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 光明皇后 講師

【講演】  11月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 中将姫 講師

2017年

【編集】  1月 奈良県 記紀万葉名所図会 日本書紀歴史体感編 編集ディレクション

【企画】  1月 奈良県 祈りの回廊 企画

【出版】  4月 旅人と地元人の「洞川の本」発行

【ツアー】 5月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 井上内親王五條ツアー

【出版】  8月 奈良で出会う 天皇になった皇女たち(淡交社)発行

【出版】  8月 比礼ふる創刊号(ココトソコノ制作室)発行

【イベント】   天皇になった皇女たち 出版記念イベント 

    啓林堂書店奈良店・大和郡山とほん・枚方蔦屋書店・東京 奈良まほろば館

【ツアー】 9月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 元正天皇養老ツアー

【講座】  11月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 県犬養橘三千代

【監修】  11月 上村恭子ひめみこごよみ 監修

【企画執筆】JR東海 やまとみちの会会報「そらみつやまと1~4号」ひねもす奈良まちあるき担当

2018年

【イベント】1月 奈良時代の女性たちの祈りを歩くin東京 東京講座 斎宮になった皇女たち 講師

【制作】  2月 とほん栞展 大和の山々しおり制作

【イベント】2月 図録を見ながら展覧会を語る会

【講座】  3月 元正天皇と水のお話

【講座】  3月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 井上内親王元正天皇県犬養橘三千代 講師

【講座】  3月 奈良時代の女性たちの祈りを歩く 斎宮になった皇女たち
【イベント】1月~3月 2018年冬のイベントについてはこちら→ ことのまあかりイベント情報

【イベント】6月 吉野町上市「よしよしよしのinよしの」

【講座】  8月 「中将姫さまを想う」~ようこそ、称讃浄土経の世界へ~ 

【執筆】  9月 日経おとなのOFF 10月号 飛鳥・平城宮跡ライティング

【企画執筆】JR東海 やまとみちの会会報「そらみつやまと5~8号」ひねもす奈良まちあるき担当

2019年

【イベント】1月 大立山まつり2019 奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり 企画部会委員

【イベント】1月~7月 2019年ことのまあかりイベントについては→ 

フルコト&ことのまあかりイベント情報

【講座】  6月 ポニーの里ファーム・キハダワークショップ内「洞川のとりこ~通いたくなる洞川の魅力」講師

【企画執筆】JR東海 やまとみちの会会報「そらみつやまと9号~」お立ち寄りインフォメーション担当

 【ツアー】8月 生駒あさみさんと行く! 修験道の聖地 洞川プレミアムツアー(やまとびとツアーズ)

【執筆】月刊大和路ならら「続日本紀の旅手帖」(2019年7月号~)

【編集執筆】奈良市観光協会「ならら 秋冬号」西奈良特集ページ担当

ディレクション平城宮いざない館 四季ポスターディレクション

 

 

奈良で出会う 天皇になった皇女たち

奈良で出会う 天皇になった皇女たち

 

nara-furukoto.shop-pro.jp

 

※倉橋みどりさんとの「奈良時代の女性たちの祈りを歩く」サイト→http://naranoinori.info/index.html

 

メディア媒体掲載など(すでに掲載終了しているもの、雑誌掲載などは入れていません)

◎奈良旅手帖

急増する奈良ファン必見!日本の歳時記を手帳とともに綴る1年「奈良旅手帖」 http://mag.fufururu.jp/livelihood/005315.html

自費出版の「奈良旅手帖」が若い女性に人気

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/hit/20091120/1030355/?rt=nocnt

東京在住の奈良好きが作ったガイド本「奈良旅手帖2010」、話題に

https://nara.keizai.biz/headline/288/

 


◎ことのまあかり

奈良好きが集うカフェ&バー「ことのまあかり」 雑貨も充実

http://sankei-nara-iga.jp/news/archives/6403

下北山の郷土料理PR めはり寿司茶がゆ 奈良であすまで /奈良

https://mainichi.jp/articles/20180311/ddl/k29/040/322000c

マイフェバ ことのまあかり

https://www.my-fav.jp/spot/82063/

天平時代へタイムスリップ!奈良の雑貨とカフェBAR「ことのまあかり」

https://www.travel.co.jp/guide/article/10545/

(現在は天平風衣装でお出迎えはしていないです)

テレビ 栗山千明の極める奈良

http://www.ntv.co.jp/miyako/oa/index.html

 

 

お仕事依頼・取材依頼・お問い合わせ等はこちらから

https://ws.formzu.net/fgen/S77375913/

そこかしこに佐保姫

 

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桜が満開になりましたね。例年より少し早いですが、咲き始めたら満開まであっという間でした。

最近はSNSにアップする人が多く、日本全国各地の桜の写真を見ることが出来ますが、同じ川べりに咲く桜でも、佐保川の桜は格別だなあと感じてしまいます。

なぜ格別と感じるのか。長さが5キロ以上にも及ぶだけではありません。それは佐保が春の代名詞であるから。平城京の東にある佐保には、春を司る女神が舞い降りてきます。平安時代の人たちはそのように想像し、色々な歌に佐保姫が詠まれました。(同一視されることがよくありますが、古事記に登場する佐保姫とは別人です)

平安時代になり平城の都が遠くなってから、都の人が想像する架空の女神。春がやってきて咲く桜は、春を告げる佐保姫の象徴のように思えます。美しい姫と満開の桜の花のイメージが重なりますね。

そしてもうひとつ、現代の私たちが佐保姫を想像して春の訪れを感じられるのは、佐保川をはじめ奈良に桜を植えた川路聖謨の偉業があってこそです。川路聖謨が桜を植えたからこそ佐保姫の存在に説得力が増しています。

川路聖謨の人生については2016年に刊行された下記の本に詳しいです。

桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨

桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨

 

ちょっとだけその場の歴史を知るだけで、場所の意味や季節の意味に深みが出てきます。これは奈良のことだけではく、ほかの地域もそうですね。過去のこと、何も知らないなんてもったいないと思うんですよ。感じ方がまるっきり変わりますから。

深く意味を感じることが出来たほうが、ちょっとお得じゃないですか?(笑)

 

追記

 佐保姫という女神がまつられている神社はきたまちにあります。佐保川天満宮という神社です。元々は若草中学校のあたりにあった佐保姫明神という神社でしたが、現在は一条通に面したところに鎮座しています。天満宮なので、毎月25日だけ門が開いて、近くでお参りできますので、この時期には門越しでもいいのでぜひ参拝してみてください。

interesting!→愛

 

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先日、過去の日記を読む機会があったのですが。

穴があったら入りたい!!

というくらいの恥ずかしさでした。過去の自分はまあ得てしてそうなんでしょうけれど、こんなこと今は絶対思わない、というような内容が書かれていました。恥ずかしい以外の何者でもない。

あ、もちろん奈良についての日記です。web上にはもう無いので探さないでください(笑)

若かった。私は何も知らなかった。無知って本当に怖いし、無知だからこその傲慢さがあった。最初の私はこんなふうに奈良をみていたのかと、過去の自分に大きなダメージを受けさせられました・・・。

奈良に通い始めた頃の自分は「好き」と「面白い、興味深い」という目線で奈良をみていたのだと思います。「楽しい!」というテンションはひたすら高かったです。しかし、愛がまだなかった。愛がないから傲慢な書き方が出来てしまった。愛って、知りって、体験してはぐくんで行くものなんですね。人間だって出会っていきなり「愛してる!」とはならないですもんね。そりゃそうだ。

愛があれば、何が失礼で何が失礼ではないのか。というとが理解できます。傲慢だなって思ったことは私がイメージしていた「奈良」と違う部分に対して、都内に住んでいる者の価値観で語ってました。いやいやしかしほんと、それって傲慢でした。

通い、興味をもち、知っていくことでどんどん愛着が深まっていきます。奈良に生きている人たちに出会い、心が動く。歴史を知り、奈良に生きた人たちの思いを知ることで自分の人生がどんどん豊かになっていきました。「おもしろい!興味深い!」という気持ちが湧いたら、そこでとどまらずに時間をかけて愛情にしていく。そういうことが大事なのかもなと思います。愛するものは、大切にしたいですもんね。

最近、文化財の活用活用という言葉をよく聞きますが、活用する側が愛を持っているか。というのは非常に大きな問題かもしれません。愛があれば残すべきもの、伝えていくべきことというのはおのずと知れてくると思うんですよね。行政さん、知って!愛して!それから活用して!(笑)

素晴らしい作品を手がけるのにものすごく自分の作品に謙虚な方がいらっしゃいます。長年様々な体験をして、たくさんの人を知っています。その方は、だからこそそのように謙虚になられるのだろうなあ。と思っていたところでした。(その後自分の傲慢な日記をみて、落ち込んだ)

知ることで謙虚になれる、そういうことを忘れずにいたいです。

山の名前を知っている。

 

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前回のブログに、とほん栞展で「大和の山々しおり」というものを出したと書きましたが、

asamiikoma.hateblo.jp

購入した方の反応を聞くと、奈良のみなさん、奈良好きな皆さんは山の名前を知っているんだなあ。としみじみ思いました。

私は実家にしても、両親の地元にしても、大きな山以外の山の名前を全然知りません。身近な遊び場になるような近所の山の通称の名前は知っていても、正式名称は違っていることもあります。あの山の名前は?と聞いても親も知らなかったりします。

でも奈良の山の名前って知られてるんですよ。なぜかといえば古事記日本書紀万葉集に載っているから。しかも載っているだけでなしに、昔から住んできた人が呼んでいた山の名前を、子孫に伝えてきているのです。百人一首などで教科書で触れることがある、天香具山や手向山が過去の呼び名で今はどの山のことをさすのかわからないのではなくて、現在もちゃんと呼び続けられているんですよ。

三輪山の滑らかな美しさと神婚伝説。神武天皇が越えられなかった生駒山(私は自分の姓と同じというだけでやはり一番最初認識したのが生駒山でした)。阿倍仲麻呂が唐から思いを馳せた三笠山万葉集に名だたる大和三山大津皇子が眠る二上山。山焼きをする若草山一言主の神がおわす葛城山などなど。役行者の伝説とともにある吉野山中の山々。山エピソードにことかかないのです。神々の物語や、人々が生きた話。死んだ話。そういうものと山がずっと一緒にあったんですよね。

私は海が好きで、小さい頃から海がないところでなんて生きていけないと思ってました。就職してからも(会社が一度移転してからは)一駅いけば海が見えるところでした。(東京湾で美しくはないですが)海は私の気が休まる場所でした。

そんな私がもう5年も海のないところに住んでいられるのは、人々が長い歴史をつむぎ、思いをかけていった山々に、守られているような気がするからでしょうか。

山々に過去の人がかけてきた思いを知り、気持ちを寄せることが出来るというのはなかなかないことですね。

奈良の山、大好きです。

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人々が長い歴史をつむいでいることの実感しかないな、と思う。奈良に住んでからは。

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栞展は今度の日曜日、3/4で終了です!本当にありがとうございました。今後フルコト、ことのまあかりでも販売すると思います。いつになるかはまだ未定です~

2014年2月22日

写真は今年の旧暦元旦の石上神宮

 

2014年の2月22日は奈良の部屋の鍵の引渡しのために、引越し前に奈良に来た日でした。私にとってラストとなった奈良通いの日が丸4年前の今日です。この後に奈良に来たのは引越しのため。それから住んでいます。

本格的に「引越ししよう」と決めたのは前年の11月ごろだったでしょうか。それから物件を探していたものの、1月末くらいまで全く決まらなかったんです。確定したのは2月に入ってからだったかな。それまでも、奈良で仕事が増えてきたのでアパートや家を借りたりしていたのですが、本格的に住むことを考えたときになかなか決められず。実は明日香や橿原のほうも視野に入れてたんですよね。洞川の物件もみていました。色々と検討した結果、今の家に決めました。

この時はいつものように夜行バスに乗って、ふと「今日が、奈良に通った最後の日なんだ」ということに気づいて、FBに書き込んでいたようです。

それがこれ。

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このときの気持ちはとても覚えています。距離があるからこそ、奈良に対する思いを募らせていた部分があったので、住んでしまって大丈夫なのだろうかとずーっと思ってました。住んだら奈良の魅力が褪せてしまわないかと心配してくださる方もいるたというのは本当で(笑)「大丈夫です」と書いてますが少し不安もあったんです。生活と憧れは切り離したほうが幸せなのではないかと思っていました。

かつて私は、奈良に住んだことがないというだけで軽い扱いを受けたことがありました。好きなのに住んだことがないなんて、と。

その時に「住まなくたって奈良好きには変わりないということを体現してやる」という意地があったんですよね(笑)。とはいえフルコトの仲間も出来たし、お仕事も増えてきたし、奈良に住んだほうが良いな、と思う転機もあり、その意地は消えました(笑)まあ意地になってるのもおかしい話ですが。

通うことで奈良に行くまでの間に予定を立てて、限られた時間の中でたくさんの体験をしてきました。今私が奈良で楽しく生活できているのはその体験のおかげです。

住まないとわからないことがたくさんあったのは事実でした。でも通った15年はなかったことにはできません。住んでいなかったからわかること、住んだからわかること。その両方があって、今の私があるのは確かなので。今は逆に私に対して住んだことがないくせに、と言ってきたおじさんに感謝します(笑)。

住むことで一番実感したのが、奈良の様々なことが「我が事」になったということでしょうか。自宅や、お店をやっている場所の歴史を知ることは、ただ奈良の知識を増やすというだけではなくて、自分につながるんです。

先日みつけた「平城坊目考」という本で奈良時代以降に、今自分に関わる場所はどういう場所なのかということを知りました。ご縁のあった場所に生まれ育ったわけではなくても現在の自分につながっている。

我が事目線でみると、また違った奈良がみえてきます。本当に奥深くて、奈良への興味は全然つきないです。5年目の奈良も楽しく旅と生活をしていきたいと思います。

 

ちなみに去年は引っ越した2月28日にブログ更新してましたねー

 

asamiikoma.hateblo.jp

 

4年目の奈良はインプットにも力を入れて、奈良のことをもっともっと知る年にしたいです

 とか書いてましたが、冊子や本など5冊も出すという、これまでで一番アウトプットしたい年でしたよ…。とはいえまだまだ奈良のこと新鮮に知ることが多いです。インプットする時間をつくるということかな~。本を読んだり、あちこち行って体験すること。様々なことをしていきたいです。

 

 

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この2014年2月22日に開店した、大和郡山とほんの第四回栞展に参加してます。4年前の初日に伺ったのは、本当につい最近のことだと思ってたんですがあっという間ですね。

マスキングテープやミニクリアファイルなどのグッズ展開をしている「大和の山々」シリーズの栞です。

調子に乗って16種類作ってしまいました(笑)。3/4までの期間ですが、とほんに行ってぜひ見ていただけると嬉しいです。(ほかには下記のものが。全16種類)

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奈良旅アンケート 集計結果

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去年ご協力いただいたアンケートの集計がようやくできました。

遅くなって申し訳ありませんでした!

昨年のGW明け、5/8から10/9までの間、アンケートをとらせて頂きました。

こんなアンケートでした

奈良旅アンケート

 

私が奈良に通い住んだ19年の間で、2017年のGWの観光客がとても多く感じました。2010年の遷都祭の時よりも多く感じたのです。そこから、そういえば遷都祭以降に奈良ファンになった方たちって、何がきっかけだったりするのだろうか?と気になったことがアンケートをはじめたきっかけでした。


なので2011年以降に奈良好きになった人向けでアンケートをとったつもりでしたが

それ以前に奈良好きになった方からもご回答を多数頂いてしまいまいました。アンケートの趣旨と完全にずれているなーという方を除き、64名の方を対象に集計させていただきました。


●回答者数回答者数 75人うち有効回答 64人

●性別

女性 64名中 57人

男性 64人中 7名

圧倒的に女性が多いですね(笑)

 

●年代

10代 1名

20代 9名

30代 16名

40代 17名

50代 15名

60代 5名

70代 1名

奈良に来る方は年配の人が多いイメージ、というわりに!な結果となりました。私のツイッターやブログをみてくださっている方が私と同年代前後が多いということなのかもしれないですね。

一般的なイメージの奈良ファンよりも若い方たちがメインで回答を下さっているというのは結構貴重なのではないかと思います。

 

●回答者の住まい

奈良県 9

東京都 7

大阪府 7

静岡県 5

千葉県 4

広島 3

兵庫県 3

神奈川県 3

愛媛 2

香川 2

鹿児島県 2

秋田県 2

栃木県 2

京都府 2

愛知 1

岐阜 1

宮城 1

九州(県不明) 1

埼玉県 1

山形県 1

石川県 1

長崎県 1

北海道 1

三重県 1

海外 1


奈良県が1番多いですね。奈良が好きで引越した方も多かったです。東京が多いのは住んでいる人数が多いこともありますが、この中で静岡が5名。実は奈良旅手帖を予約してくださっている方も静岡の方が多いんです。

私も2010年の遷都祭のときに静岡のラジオ番組で奈良の話をしてもらいたいという依頼があり、電話出演したことがあったのですが、距離的にも遠すぎず、で来やすい方も多いのかもしれません。

 

●奈良に来る回数

年に何回かという聞き方をしなかったため、この何年で何回、というような回答もあり、数字でまとめられないのですが、各々回数は違いました。

殆どの方が最低1年に1回、2回以上の方も結構いらっしゃいました。
場所の近さと来寧数は比例しています、とはいえ、都内在住の方や広島在住の方が毎月来られる、なども。

あまり来られない方は年に一度、自分の誕生日に。という方も。わかる、凄くわかる。誕生日に大切な場所で過ごしたいという気持ちわかる!

 

●奈良に来るきっかけ

それぞれ全く違います。

とはいえ今回のアンケートを拡散してくださった方関係も多いですね。
元々社寺が好き歴史好き、

歴史上の人物が好き

友人知人がはまっていたことがきっかけ

奈良の雑貨が尾も知りイベントきっかけ(奈良マラソン、まいまい京都の奈良ツアー、瑠璃絵など)

堂本剛さんがきっかけ

かき氷がきっかけ(ほうせき箱さんの影響は大きい!)
そして、元々住んでいたけれど奈良を出たら奈良のよさがわかった、という方も複数いらっしゃいました。

また私のアンケートだったというのが理由かと思うのですが、天川村きっかけという方も複数いらっしゃいました。天川村ピンポイント?と思うかもしれませんが、天川村という場所にピンポイントで惹かれる人も多いんです。天川村に興味をもってから奈良のほかの場所に来るようになったという方が2名いらっしゃいました。


すごい!と思ったのは、永井路子さんの小説「あかねさす」と同じきっかけで奈良に通い始めた方がいること!主人公の名前が万葉集のに登場する奈良のとある地名と同じで、奈良に来ることになるのですが、この方その万葉集の歌とも同じで名前も同じなんですよー!びっくりしました!名前きっかけは私も自分の苗字と同じ地名があるということもあって、共感します(笑)

 

●旅のメイン

これまた多種多様ですが、基本的には社寺めぐりですね「社寺」または「寺」「神社」などのワードが入った方は52人。

それ以外にもカフェにいったり雑貨をみることというのも多かったです。(社寺めぐりとカフェ、雑貨店めぐりなど)

きっかけにも書きましたが「かき氷」という方も3人。かき氷メインにして奈良のあちこちを旅するというのも良いですね。

奈良の自然散策や古道歩きなどをメインにこられている方も4人おられました。

 

●奈良のことで伝えたい熱い思い

これは書いてくださった方の文章をそのまま掲載させていただきます。

奈良の地元の方にこそ、奈良が好きな人たちの気持ちを知ってもらいたいのです。ぜひ読んでください。きっと地元の人は地元の人で色々なご意見もあると思うのです。いずれ住んでみたいと思われている土地って、なかなか多くないと思うんですよね。

奈良好きでわざわざ奈良まで来る人たちが抱いている奈良のイメージというのも知ってください。

十津川温泉、あそこはすごい!!エネルギーすごいです。普通温泉って温泉水のパワーって感じなんですが、十津川は明らかに火のパワーを感じます←。一度入ったら病みつきになります。あらゆるものが活性化されるのでお勧めしたいです。顔つきも変わります。
年に1-2回しか行けないけど、奈良が大好きです いつか住みたい!!
寺社仏閣も素敵だけど、美味しいご飯にお酒、不思議な雑貨がたくさんある!
奈良は、なんというか人が柔らかいです。
安心して楽しめます。
そうかと思えばとんでもない飛び道具も潜んでいますw
美しく、美味しく、イカス奈良です。
完全引退まであと4年弱、いつか引越しをしたいです
もっと奈良の魅力を拡散したい!
奈良博は正倉院じゃない時もすごい展示を見せてくれている事を知ってほしい。
みんなが奈良に何か感じるわけではないのはわかるけど、奈良市内だけが『奈良』じゃないから、明日香や吉野、天川、奥大和と呼ばれてる地域、南部、いや、天理や生駒でも斑鳩でも、もっと違う奈良を知ってほしい。古墳でも。雪丸でも。
あと、奈良県民の方に、もっと奈良を知ってほしい!奈良を自慢してほしい!だから、県内アピールも大事です!
『奈良は何もない』思考を壊したい(笑)
奈良行き最低限月イチペースを保たないとおれの中の何かが枯渇する…!!!
天川村に行っていた頃は、ひたすらその自然と空気を感じてのんびりする事に徹していました。何もないことが素晴らしいと思いました。奈良北部では、アンテナの赴くままに、歩ける範囲で、自分の足でお寺や神社を体感して行くのが好き。
山の辺の道も大好きです。
あっ、レンタサイクルで西大寺から、法隆寺まで行ったりもしました。
基本一人旅で、旅先での出会いを大事にすること。
なので、ゲストハウスに泊まることが多いです。
最近はお洒落なゲストハウスが沢山できていて、便利になりました。
奈良時代平城京が好きです。「1300年前に70年間日本の首都だった町」というのが素敵です。好きな人物は吉備真備。現在の奈良は、都市として適度にコンパクトなのが好きです。市街地はあまり広くなく、人のつながりも密だと思います
一生かけても知り尽くせないこの奥深さ!他所にはなかなか脚が伸びません…。
奈良は天の国 素朴で キレイなまま
時間がゆったり過ぎていきます。
知ればもっと知りたくなる奈良。
もう通い始めて10回以上ですが、まだまだ奈良に行きたりません。十津川にも天川にも行ったことがないし、生駒あたりもまだあまり足を踏み入れていません。
毎年少しずつ南や東のほうに行動範囲を広げてはいますが、そうするとまた若草山の風景が恋しくなります。いつでも奈良の山や人や仏はおおらかで、わたしのようなよそ者を受け入れてくれます。この1年で、必ず訪れたいご飯屋さんも見つけました。隣に座った人が歴史を研究している大学の先生だったりします。
奈良に通うのは、わたしのライフワークだと思っています。
古代史ファンにとって興味のつきない町です。
県内の至るところに遺跡や寺社仏閣が存在するので、古代史好きな自分にとっては正に「国のまほろば」です。奈良に出会えて本当に良かった!
古のロマンを感じることのできるところです。まだまだ行ってみたいところがたくさんあります(点在している)。熊野古道まで足を延ばすのも良いですし、早朝の二月堂周辺の散歩と二月堂からの眺めは本当にオススメです。
ゆったりと時間が流れる中、時折遠くの山を眺めながら、のんびり歩いているだけで気持ちが落ち着きます。私にとって、癒しの場所です。
いつまでも今の姿を残してほしい。
観光1番とゆうスタイルにはしてほしくないです
せかせかと時間や生活や気持ちが過ぎ行く日々の生活の中で、私にとっての奈良はのんびりと立ち止まって心を解す場所であります。大津や薬師寺が好きな理由が「好きだから」ってのと同じように、奈良が好きな理由は「好きだから」。
東大寺の仏像建立には、昔の日本の人口の半分がかかわっていて、砂、一掴みでも、石1つでもいい、という天皇の言葉でそれも参加にされていたこと。だから秋田という離れた土地に生まれそだった私ですが、もしかしたら私のご先祖さまも、想いを込めて参加していたかもしれない、というお話を聞き、そう思うと、遠く離れた奈良の東大寺の大仏さまも、秋田の空もみててくれるかなあーと思うととてもなんだか涙が出て、人々の想いでてきていて、時空を越えて存在していてくれるあの大仏さまがいとおしく思えるようになりました。
地味な印象を受ける土地ではありますが、寺院も広々としていくら観光客がいても窮屈な感じではないところが他にはない魅力だと思っています。
一生懸命観光して回るより、ゆっくりとひとつふたつを散歩しながら回るような旅を推奨したいです。そして何度も来てもらって、次はこの2か所、みたいなリピーターが増えることを祈っています。
歳をとるごとに好きになる奈良県です。
あ、あと大河ドラマ大化の改新とか聖徳太子推古天皇あたりをやって欲しいですね!!
奈良公園だけではなく、いろんな美しい場所ありますよ
よい意味でいまのままでいてほしいです!
他府県にでると疲れやすいですが奈良は違います。
雑さや粗さみたいなものも含めだいじにしていってほしいです。
私のDNAが常に奈良を欲してます!
私の心のふるさとです
生まれ育った故郷と同じくらい大好きな場所です。いずれかは奈良で生活をしたいという願望もあります。良い意味で、いつまでも時代の流れに乗りすぎない奈良であってほしいと願っています。
やはり京都の方が有名ですし華やかなイメージ、有名な神社仏閣、美味しいものも沢山、と思ってしまうのですが、そうじゃない、確固たる歴史を持ちながら堅実でいて、それをひけらかさず自然に愛している奈良の人たち、というところに魅力を感じるのかもしれません。
こんなにすごいところなのに!あんなに名前は知られているのに!人の少ない神社仏閣、遺跡が多くて、静かにゆっくり色々と考えられるのが奈良のいいところ。古墳の隣に普通に野菜畑があっておじいちゃんが農作業をしている藤ノ木古墳とか、大好きです(笑)そういうところは変わらないでほしいと、切に願います。
桜井天理御所葛城辺りは町並みもゆったりとし、山の景色も雄大で いつ訪れても ほっこりします 点在する史跡も現役感ありで 時間と人のつながりをいつも感じさせてくれる処です
奈良は田舎なところが多く、若い人にはあまり伝わりにくい魅力があるのかなと思っています。それでも最近はカフェとかが出来て大分人が増えたので嬉しいです。奈良市内ばっかり盛り上がってますが、飛鳥はもちろん斑鳩や吉野の方にももっと注目して人が増えると嬉しいです。
修学旅行でちょっと寄っただけで奈良に行った気になるのはもったいない!と声を大にして言いたいです。
奈良の良さは、街を歩いたりゆっくり過ごしたりして初めて分かる部分が大きいと思います。
一番の魅力である心が落ち着く雰囲気は、奈良では当たり前のようにあるので気付きにくいかもしれないけれど、旅を振り返った時必ずいい気持ちや癒しになるはずなので是非良さを知ってほしい。
できればこれ以上観光化や都市化はしないでいただければ…。
地元シックになった時は「大阪にいれば、いつでも奈良に行けるんだ…!」と自分を励まし、仕事で疲れた時は「次の休みに奈良に行こう…!」と考えると頑張れます。ありがとう、奈良‼︎
京都とは異なる魅力があり、関東で生活しているが、奈良の魅力を伝えたく、奈良ソムリエの勉強を開始した。奈良への興味は尽きることがない、。貴誌も愛読している。
縁を結いてを近鉄さまで使用されてたのを聴くのが毎回奈良に行く度の楽しみにもなってました。また機会あれば是非ともコラボお願いしたいです!
日本の原点だとおもいます。
自然や仏像、形あるものないものに畏敬の念をもつことのありがたさを改めて感じられる場所だとおもいます。お寺などの建築物や正倉院展 でみられる、御物の細やかかつ大きなものへの先人たちの技術、素晴らしいです。
朝起きたら目の前に古墳がある、五重塔がある、お昼にお寺の鐘が聞こえる、夕方に二月堂から夕陽を眺める、なんて羨ましい生活が私の夢です。あさみさんのように移住も考えましたがなかなか勇気がでなくて、今に至っています。これからもいろいろなところから情報を得て、奈良に癒されに行きます。
首都圏では、なかなか奈良に目を向ける人が少ないのが現状だと思います。やはり、京都に負けています。。。でも、奈良には京都には無い素晴らしさがたくさんあると思うので、奈良県頑張ってもっともっと奈良をPRして欲しいなと思います。京都より先に都が出来たのは奈良!日本の国の始まりは奈良!!とても重要な事だと思います。奈良は、全ての日本人の故郷の様なものだと私は思うのです。奈良の良さをもっと多くの人に知って欲しいです。そして、奈良の鹿が大好きなので、鹿を守って行く事にも少しでも
大和は国のまほろ
たたなずく青垣 山ごもれる
やまとしうるわし

万葉集のお歌のとおりです!
奈良の良さは奈良の文化、伝統を町の住民と鹿が日常の生活の中に生かし支えていること。
何度でも同じところに行きたいと思いますし、行ったことがないところにもいろいろ行ってみたいです。将来的に老後?は奈良で暮らせたらいいなあ…という夢があります。どうなるかはわかりませんが…
自身の進学の関係で四年ほど奈良に暮らしていましたが、人も町も新奇なものを求めすぎず、そのままの奈良を大切にしていく姿勢が感じられました。ゆっくり時が流れていくようなあの独特な時間感覚は奈良でしか味わえないなと思います。
生きてるうちに奈良に住みたいです。
まだまだ行きたいスポットがいっぱい残っていてキリがないよ〜と少々焦っています(老いとの競争)
三十年ぶりに天理ラーメンにも行きたい!
奈良マラソンはたくさんあるマラソン大会の中でも最もホスピタリティの高い大会です。
東京マラソン大阪マラソンよりも素晴らしいおもてなしが随所にあります。ランナーであれば一度は走ってみるべきです。
かき氷と冬花火で、すごく大好きになりました。ムジークフェスタにも行ってみたいと思います。
大和郡山の隅っこから離れる時に、お世話になったお隣さんに「奈良 良いとこですねぇ。。。来れてよかった」と言ったら「のどかでいいでしょ?」と言われた事が非常に印象的でした。
すぐそこに国宝で世界遺産の塔があるのに!「のどかさ」を自慢されて一瞬びっくりしたんですが…この感じが奈良の(人の)魅力やなぁと思いました。もちろん のどかさも愛しています。
私の目標は奈良に住む事。
奈良との縁を繋いでおきたいという理由でまほろばソムリエ目指し奮闘中です。(次 一級)
最近本当に観光客が増えてきたように思います。自治体主催のイベントも色々企画されていて訪れるきっかけも増えました。訪れる人は増えても、のんびりとした雰囲気はそのまま残ってほしいと願っています。
女性お一人様の宿泊@吉野山周辺とか中部から南部地方が少ない。地方への公共交通機関でのアクセスに限界があるようですね。結果、身体障害者は諦めしかない。レンタカーの拠点も少ないし。野迫川とか玉置神社とか他県からのアクセスになりがち、奈良にさほどお金を落とせない、残念。
奈良が大好きです!できたら嫁ぎたいくらい!!行ってみたい場所がたくさんあり、また、一度訪れた場所でも、もう一度行きたい場所もあり、本当に何度訪れても足りません。持統天皇が好きなので、初めて藤原京跡を訪れたときは、心が震えました。また、出会う人もとても親切で、奈良での出会いも楽しみの一つです。
フルコトさんはちょっと遠いので、一度しか行けていませんが、ことのまあかりさんには必ず行っています。おやつも雑貨も最高です。
奈良の自然のものが多いところが好きです。そして、日本のはじまりの場所とされるところがあり、心が穏やかに整う氣がします。
地元(鹿児島)で奈良に旅行する話をすると第一声が「は?京都じゃなくて?」なんです。「違う違う、都ができたのは奈良が先だし、奈良の奥ゆかしく歴史が脈々と受け継がれている漢字がわからないかなあ。」「野生動物とあんなに身近に共生している町なんかないぞ!」といつも声を大にしています。これからも奈良通いは続きます!
行く度ごとに違う表情があり、行ってみたいところがまだまだたくさんあります。
「奈良は何もない」と言う方がいますが、奈良の魅力を感じない人には「何もない」となってしまうのではないでしょうか。東京のまほろば館のイベントにも参加してみたいと思うのですが、なかなか参加できなくて残念です。
奈良は私にとって癒しの場所でもあるので、疲れてきたりすると奈良に行きたくなります。「あー、奈良に行きたい」と声に出てしまうこともあります。実は今も無性に奈良に行きたいです。
まだまだ知識も何もありませんが、もっともっと奈良のことを知りたいなと思っています。
これからも楽しみにしています。
もっとみんなに奈良に行ってほしい。が、京都のようにはなって欲しくない。
大人になってからの奈良かなと思うようになりました。若いうちに気付く良さもあると思いますが、年を重ねるごとにまた行ってみたいと思うようになりました。
難しいことは何もわからないタイプなのですが、目の前にその難しいと思っていたモノがあって目で見ることができる。
教科書に載っていた二次元ではなく【そこに在るもの】を見て心で感じて楽しめます
何度でもいきたくなる、奈良。
行きたいとこあげればキリがないほど。
ならびたりは、しっかり参考にさせていただいてます。たび手帳も、しっかり活用したいです。
奈良巡りをするようになって、仏教とは何かも考えるようになりました。自分は死ぬんだとわかったら、日々の生き方が変わりました。奈良で知った一番大切なことは、どう生きて、どう死にたいのかを考え、自分自身を内省することです。
奈良が大好きな一観光客としては、奈良はあまり観光的に無理をせず、一人ひとりの素朴な人の優しさで以って人をもてなして頂き、また歴史や風土を大切に保っていって欲しいです。地元の方は切望されるのかもしれませんが、出来ればリニアは通って欲しくありません。私の大好きな東大寺二月堂からの夕日と、日が昇る飛火野がいつまでも残っていて欲しいです。JRと近鉄奈良交通と徒歩で廻れる奈良が好きな「わがままな一観光客」の意見としてお許し下さい。

 

いやーみんな熱い・・・!

たくさんの「奈良好き」さんたちの意見を目にすることが出来て凄く楽しかったです。ご協力ありがとうございました。

詳細なアンケート結果をご覧になりたい方は、お手数ですがご連絡いただけると幸いです。(使用用途などを教えていただきたいと思います~)

またメールマガジンのほうで、抽選結果をお知らせしたいとも思います。

(抽選で3名様にうちの商品も含めた奈良グッズをお送り致します)

ありがとうございました!