奈良旅×生活

奈良旅のこと、奈良生活のこと。

interesting!→愛

 

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先日、過去の日記を読む機会があったのですが。

穴があったら入りたい!!

というくらいの恥ずかしさでした。過去の自分はまあ得てしてそうなんでしょうけれど、こんなこと今は絶対思わない、というような内容が書かれていました。恥ずかしい以外の何者でもない。

あ、もちろん奈良についての日記です。web上にはもう無いので探さないでください(笑)

若かった。私は何も知らなかった。無知って本当に怖いし、無知だからこその傲慢さがあった。最初の私はこんなふうに奈良をみていたのかと、過去の自分に大きなダメージを受けさせられました・・・。

奈良に通い始めた頃の自分は「好き」と「面白い、興味深い」という目線で奈良をみていたのだと思います。「楽しい!」というテンションはひたすら高かったです。しかし、愛がまだなかった。愛がないから傲慢な書き方が出来てしまった。愛って、知りって、体験してはぐくんで行くものなんですね。人間だって出会っていきなり「愛してる!」とはならないですもんね。そりゃそうだ。

愛があれば、何が失礼で何が失礼ではないのか。というとが理解できます。傲慢だなって思ったことは私がイメージしていた「奈良」と違う部分に対して、都内に住んでいる者の価値観で語ってました。いやいやしかしほんと、それって傲慢でした。

通い、興味をもち、知っていくことでどんどん愛着が深まっていきます。奈良に生きている人たちに出会い、心が動く。歴史を知り、奈良に生きた人たちの思いを知ることで自分の人生がどんどん豊かになっていきました。「おもしろい!興味深い!」という気持ちが湧いたら、そこでとどまらずに時間をかけて愛情にしていく。そういうことが大事なのかもなと思います。愛するものは、大切にしたいですもんね。

最近、文化財の活用活用という言葉をよく聞きますが、活用する側が愛を持っているか。というのは非常に大きな問題かもしれません。愛があれば残すべきもの、伝えていくべきことというのはおのずと知れてくると思うんですよね。行政さん、知って!愛して!それから活用して!(笑)

素晴らしい作品を手がけるのにものすごく自分の作品に謙虚な方がいらっしゃいます。長年様々な体験をして、たくさんの人を知っています。その方は、だからこそそのように謙虚になられるのだろうなあ。と思っていたところでした。(その後自分の傲慢な日記をみて、落ち込んだ)

知ることで謙虚になれる、そういうことを忘れずにいたいです。

山の名前を知っている。

 

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前回のブログに、とほん栞展で「大和の山々しおり」というものを出したと書きましたが、

asamiikoma.hateblo.jp

購入した方の反応を聞くと、奈良のみなさん、奈良好きな皆さんは山の名前を知っているんだなあ。としみじみ思いました。

私は実家にしても、両親の地元にしても、大きな山以外の山の名前を全然知りません。身近な遊び場になるような近所の山の通称の名前は知っていても、正式名称は違っていることもあります。あの山の名前は?と聞いても親も知らなかったりします。

でも奈良の山の名前って知られてるんですよ。なぜかといえば古事記日本書紀万葉集に載っているから。しかも載っているだけでなしに、昔から住んできた人が呼んでいた山の名前を、子孫に伝えてきているのです。百人一首などで教科書で触れることがある、天香具山や手向山が過去の呼び名で今はどの山のことをさすのかわからないのではなくて、現在もちゃんと呼び続けられているんですよ。

三輪山の滑らかな美しさと神婚伝説。神武天皇が越えられなかった生駒山(私は自分の姓と同じというだけでやはり一番最初認識したのが生駒山でした)。阿倍仲麻呂が唐から思いを馳せた三笠山万葉集に名だたる大和三山大津皇子が眠る二上山。山焼きをする若草山一言主の神がおわす葛城山などなど。役行者の伝説とともにある吉野山中の山々。山エピソードにことかかないのです。神々の物語や、人々が生きた話。死んだ話。そういうものと山がずっと一緒にあったんですよね。

私は海が好きで、小さい頃から海がないところでなんて生きていけないと思ってました。就職してからも(会社が一度移転してからは)一駅いけば海が見えるところでした。(東京湾で美しくはないですが)海は私の気が休まる場所でした。

そんな私がもう5年も海のないところに住んでいられるのは、人々が長い歴史をつむぎ、思いをかけていった山々に、守られているような気がするからでしょうか。

山々に過去の人がかけてきた思いを知り、気持ちを寄せることが出来るというのはなかなかないことですね。

奈良の山、大好きです。

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人々が長い歴史をつむいでいることの実感しかないな、と思う。奈良に住んでからは。

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栞展は今度の日曜日、3/4で終了です!本当にありがとうございました。今後フルコト、ことのまあかりでも販売すると思います。いつになるかはまだ未定です~

2014年2月22日

写真は今年の旧暦元旦の石上神宮

 

2014年の2月22日は奈良の部屋の鍵の引渡しのために、引越し前に奈良に来た日でした。私にとってラストとなった奈良通いの日が丸4年前の今日です。この後に奈良に来たのは引越しのため。それから住んでいます。

本格的に「引越ししよう」と決めたのは前年の11月ごろだったでしょうか。それから物件を探していたものの、1月末くらいまで全く決まらなかったんです。確定したのは2月に入ってからだったかな。それまでも、奈良で仕事が増えてきたのでアパートや家を借りたりしていたのですが、本格的に住むことを考えたときになかなか決められず。実は明日香や橿原のほうも視野に入れてたんですよね。洞川の物件もみていました。色々と検討した結果、今の家に決めました。

この時はいつものように夜行バスに乗って、ふと「今日が、奈良に通った最後の日なんだ」ということに気づいて、FBに書き込んでいたようです。

それがこれ。

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このときの気持ちはとても覚えています。距離があるからこそ、奈良に対する思いを募らせていた部分があったので、住んでしまって大丈夫なのだろうかとずーっと思ってました。住んだら奈良の魅力が褪せてしまわないかと心配してくださる方もいるたというのは本当で(笑)「大丈夫です」と書いてますが少し不安もあったんです。生活と憧れは切り離したほうが幸せなのではないかと思っていました。

かつて私は、奈良に住んだことがないというだけで軽い扱いを受けたことがありました。好きなのに住んだことがないなんて、と。

その時に「住まなくたって奈良好きには変わりないということを体現してやる」という意地があったんですよね(笑)。とはいえフルコトの仲間も出来たし、お仕事も増えてきたし、奈良に住んだほうが良いな、と思う転機もあり、その意地は消えました(笑)まあ意地になってるのもおかしい話ですが。

通うことで奈良に行くまでの間に予定を立てて、限られた時間の中でたくさんの体験をしてきました。今私が奈良で楽しく生活できているのはその体験のおかげです。

住まないとわからないことがたくさんあったのは事実でした。でも通った15年はなかったことにはできません。住んでいなかったからわかること、住んだからわかること。その両方があって、今の私があるのは確かなので。今は逆に私に対して住んだことがないくせに、と言ってきたおじさんに感謝します(笑)。

住むことで一番実感したのが、奈良の様々なことが「我が事」になったということでしょうか。自宅や、お店をやっている場所の歴史を知ることは、ただ奈良の知識を増やすというだけではなくて、自分につながるんです。

先日みつけた「平城坊目考」という本で奈良時代以降に、今自分に関わる場所はどういう場所なのかということを知りました。ご縁のあった場所に生まれ育ったわけではなくても現在の自分につながっている。

我が事目線でみると、また違った奈良がみえてきます。本当に奥深くて、奈良への興味は全然つきないです。5年目の奈良も楽しく旅と生活をしていきたいと思います。

 

ちなみに去年は引っ越した2月28日にブログ更新してましたねー

 

asamiikoma.hateblo.jp

 

4年目の奈良はインプットにも力を入れて、奈良のことをもっともっと知る年にしたいです

 とか書いてましたが、冊子や本など5冊も出すという、これまでで一番アウトプットしたい年でしたよ…。とはいえまだまだ奈良のこと新鮮に知ることが多いです。インプットする時間をつくるということかな~。本を読んだり、あちこち行って体験すること。様々なことをしていきたいです。

 

 

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この2014年2月22日に開店した、大和郡山とほんの第四回栞展に参加してます。4年前の初日に伺ったのは、本当につい最近のことだと思ってたんですがあっという間ですね。

マスキングテープやミニクリアファイルなどのグッズ展開をしている「大和の山々」シリーズの栞です。

調子に乗って16種類作ってしまいました(笑)。3/4までの期間ですが、とほんに行ってぜひ見ていただけると嬉しいです。(ほかには下記のものが。全16種類)

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奈良旅アンケート 集計結果

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去年ご協力いただいたアンケートの集計がようやくできました。

遅くなって申し訳ありませんでした!

昨年のGW明け、5/8から10/9までの間、アンケートをとらせて頂きました。

こんなアンケートでした

奈良旅アンケート

 

私が奈良に通い住んだ19年の間で、2017年のGWの観光客がとても多く感じました。2010年の遷都祭の時よりも多く感じたのです。そこから、そういえば遷都祭以降に奈良ファンになった方たちって、何がきっかけだったりするのだろうか?と気になったことがアンケートをはじめたきっかけでした。


なので2011年以降に奈良好きになった人向けでアンケートをとったつもりでしたが

それ以前に奈良好きになった方からもご回答を多数頂いてしまいまいました。アンケートの趣旨と完全にずれているなーという方を除き、64名の方を対象に集計させていただきました。


●回答者数回答者数 75人うち有効回答 64人

●性別

女性 64名中 57人

男性 64人中 7名

圧倒的に女性が多いですね(笑)

 

●年代

10代 1名

20代 9名

30代 16名

40代 17名

50代 15名

60代 5名

70代 1名

奈良に来る方は年配の人が多いイメージ、というわりに!な結果となりました。私のツイッターやブログをみてくださっている方が私と同年代前後が多いということなのかもしれないですね。

一般的なイメージの奈良ファンよりも若い方たちがメインで回答を下さっているというのは結構貴重なのではないかと思います。

 

●回答者の住まい

奈良県 9

東京都 7

大阪府 7

静岡県 5

千葉県 4

広島 3

兵庫県 3

神奈川県 3

愛媛 2

香川 2

鹿児島県 2

秋田県 2

栃木県 2

京都府 2

愛知 1

岐阜 1

宮城 1

九州(県不明) 1

埼玉県 1

山形県 1

石川県 1

長崎県 1

北海道 1

三重県 1

海外 1


奈良県が1番多いですね。奈良が好きで引越した方も多かったです。東京が多いのは住んでいる人数が多いこともありますが、この中で静岡が5名。実は奈良旅手帖を予約してくださっている方も静岡の方が多いんです。

私も2010年の遷都祭のときに静岡のラジオ番組で奈良の話をしてもらいたいという依頼があり、電話出演したことがあったのですが、距離的にも遠すぎず、で来やすい方も多いのかもしれません。

 

●奈良に来る回数

年に何回かという聞き方をしなかったため、この何年で何回、というような回答もあり、数字でまとめられないのですが、各々回数は違いました。

殆どの方が最低1年に1回、2回以上の方も結構いらっしゃいました。
場所の近さと来寧数は比例しています、とはいえ、都内在住の方や広島在住の方が毎月来られる、なども。

あまり来られない方は年に一度、自分の誕生日に。という方も。わかる、凄くわかる。誕生日に大切な場所で過ごしたいという気持ちわかる!

 

●奈良に来るきっかけ

それぞれ全く違います。

とはいえ今回のアンケートを拡散してくださった方関係も多いですね。
元々社寺が好き歴史好き、

歴史上の人物が好き

友人知人がはまっていたことがきっかけ

奈良の雑貨が尾も知りイベントきっかけ(奈良マラソン、まいまい京都の奈良ツアー、瑠璃絵など)

堂本剛さんがきっかけ

かき氷がきっかけ(ほうせき箱さんの影響は大きい!)
そして、元々住んでいたけれど奈良を出たら奈良のよさがわかった、という方も複数いらっしゃいました。

また私のアンケートだったというのが理由かと思うのですが、天川村きっかけという方も複数いらっしゃいました。天川村ピンポイント?と思うかもしれませんが、天川村という場所にピンポイントで惹かれる人も多いんです。天川村に興味をもってから奈良のほかの場所に来るようになったという方が2名いらっしゃいました。


すごい!と思ったのは、永井路子さんの小説「あかねさす」と同じきっかけで奈良に通い始めた方がいること!主人公の名前が万葉集のに登場する奈良のとある地名と同じで、奈良に来ることになるのですが、この方その万葉集の歌とも同じで名前も同じなんですよー!びっくりしました!名前きっかけは私も自分の苗字と同じ地名があるということもあって、共感します(笑)

 

●旅のメイン

これまた多種多様ですが、基本的には社寺めぐりですね「社寺」または「寺」「神社」などのワードが入った方は52人。

それ以外にもカフェにいったり雑貨をみることというのも多かったです。(社寺めぐりとカフェ、雑貨店めぐりなど)

きっかけにも書きましたが「かき氷」という方も3人。かき氷メインにして奈良のあちこちを旅するというのも良いですね。

奈良の自然散策や古道歩きなどをメインにこられている方も4人おられました。

 

●奈良のことで伝えたい熱い思い

これは書いてくださった方の文章をそのまま掲載させていただきます。

奈良の地元の方にこそ、奈良が好きな人たちの気持ちを知ってもらいたいのです。ぜひ読んでください。きっと地元の人は地元の人で色々なご意見もあると思うのです。いずれ住んでみたいと思われている土地って、なかなか多くないと思うんですよね。

奈良好きでわざわざ奈良まで来る人たちが抱いている奈良のイメージというのも知ってください。

十津川温泉、あそこはすごい!!エネルギーすごいです。普通温泉って温泉水のパワーって感じなんですが、十津川は明らかに火のパワーを感じます←。一度入ったら病みつきになります。あらゆるものが活性化されるのでお勧めしたいです。顔つきも変わります。
年に1-2回しか行けないけど、奈良が大好きです いつか住みたい!!
寺社仏閣も素敵だけど、美味しいご飯にお酒、不思議な雑貨がたくさんある!
奈良は、なんというか人が柔らかいです。
安心して楽しめます。
そうかと思えばとんでもない飛び道具も潜んでいますw
美しく、美味しく、イカス奈良です。
完全引退まであと4年弱、いつか引越しをしたいです
もっと奈良の魅力を拡散したい!
奈良博は正倉院じゃない時もすごい展示を見せてくれている事を知ってほしい。
みんなが奈良に何か感じるわけではないのはわかるけど、奈良市内だけが『奈良』じゃないから、明日香や吉野、天川、奥大和と呼ばれてる地域、南部、いや、天理や生駒でも斑鳩でも、もっと違う奈良を知ってほしい。古墳でも。雪丸でも。
あと、奈良県民の方に、もっと奈良を知ってほしい!奈良を自慢してほしい!だから、県内アピールも大事です!
『奈良は何もない』思考を壊したい(笑)
奈良行き最低限月イチペースを保たないとおれの中の何かが枯渇する…!!!
天川村に行っていた頃は、ひたすらその自然と空気を感じてのんびりする事に徹していました。何もないことが素晴らしいと思いました。奈良北部では、アンテナの赴くままに、歩ける範囲で、自分の足でお寺や神社を体感して行くのが好き。
山の辺の道も大好きです。
あっ、レンタサイクルで西大寺から、法隆寺まで行ったりもしました。
基本一人旅で、旅先での出会いを大事にすること。
なので、ゲストハウスに泊まることが多いです。
最近はお洒落なゲストハウスが沢山できていて、便利になりました。
奈良時代平城京が好きです。「1300年前に70年間日本の首都だった町」というのが素敵です。好きな人物は吉備真備。現在の奈良は、都市として適度にコンパクトなのが好きです。市街地はあまり広くなく、人のつながりも密だと思います
一生かけても知り尽くせないこの奥深さ!他所にはなかなか脚が伸びません…。
奈良は天の国 素朴で キレイなまま
時間がゆったり過ぎていきます。
知ればもっと知りたくなる奈良。
もう通い始めて10回以上ですが、まだまだ奈良に行きたりません。十津川にも天川にも行ったことがないし、生駒あたりもまだあまり足を踏み入れていません。
毎年少しずつ南や東のほうに行動範囲を広げてはいますが、そうするとまた若草山の風景が恋しくなります。いつでも奈良の山や人や仏はおおらかで、わたしのようなよそ者を受け入れてくれます。この1年で、必ず訪れたいご飯屋さんも見つけました。隣に座った人が歴史を研究している大学の先生だったりします。
奈良に通うのは、わたしのライフワークだと思っています。
古代史ファンにとって興味のつきない町です。
県内の至るところに遺跡や寺社仏閣が存在するので、古代史好きな自分にとっては正に「国のまほろば」です。奈良に出会えて本当に良かった!
古のロマンを感じることのできるところです。まだまだ行ってみたいところがたくさんあります(点在している)。熊野古道まで足を延ばすのも良いですし、早朝の二月堂周辺の散歩と二月堂からの眺めは本当にオススメです。
ゆったりと時間が流れる中、時折遠くの山を眺めながら、のんびり歩いているだけで気持ちが落ち着きます。私にとって、癒しの場所です。
いつまでも今の姿を残してほしい。
観光1番とゆうスタイルにはしてほしくないです
せかせかと時間や生活や気持ちが過ぎ行く日々の生活の中で、私にとっての奈良はのんびりと立ち止まって心を解す場所であります。大津や薬師寺が好きな理由が「好きだから」ってのと同じように、奈良が好きな理由は「好きだから」。
東大寺の仏像建立には、昔の日本の人口の半分がかかわっていて、砂、一掴みでも、石1つでもいい、という天皇の言葉でそれも参加にされていたこと。だから秋田という離れた土地に生まれそだった私ですが、もしかしたら私のご先祖さまも、想いを込めて参加していたかもしれない、というお話を聞き、そう思うと、遠く離れた奈良の東大寺の大仏さまも、秋田の空もみててくれるかなあーと思うととてもなんだか涙が出て、人々の想いでてきていて、時空を越えて存在していてくれるあの大仏さまがいとおしく思えるようになりました。
地味な印象を受ける土地ではありますが、寺院も広々としていくら観光客がいても窮屈な感じではないところが他にはない魅力だと思っています。
一生懸命観光して回るより、ゆっくりとひとつふたつを散歩しながら回るような旅を推奨したいです。そして何度も来てもらって、次はこの2か所、みたいなリピーターが増えることを祈っています。
歳をとるごとに好きになる奈良県です。
あ、あと大河ドラマ大化の改新とか聖徳太子推古天皇あたりをやって欲しいですね!!
奈良公園だけではなく、いろんな美しい場所ありますよ
よい意味でいまのままでいてほしいです!
他府県にでると疲れやすいですが奈良は違います。
雑さや粗さみたいなものも含めだいじにしていってほしいです。
私のDNAが常に奈良を欲してます!
私の心のふるさとです
生まれ育った故郷と同じくらい大好きな場所です。いずれかは奈良で生活をしたいという願望もあります。良い意味で、いつまでも時代の流れに乗りすぎない奈良であってほしいと願っています。
やはり京都の方が有名ですし華やかなイメージ、有名な神社仏閣、美味しいものも沢山、と思ってしまうのですが、そうじゃない、確固たる歴史を持ちながら堅実でいて、それをひけらかさず自然に愛している奈良の人たち、というところに魅力を感じるのかもしれません。
こんなにすごいところなのに!あんなに名前は知られているのに!人の少ない神社仏閣、遺跡が多くて、静かにゆっくり色々と考えられるのが奈良のいいところ。古墳の隣に普通に野菜畑があっておじいちゃんが農作業をしている藤ノ木古墳とか、大好きです(笑)そういうところは変わらないでほしいと、切に願います。
桜井天理御所葛城辺りは町並みもゆったりとし、山の景色も雄大で いつ訪れても ほっこりします 点在する史跡も現役感ありで 時間と人のつながりをいつも感じさせてくれる処です
奈良は田舎なところが多く、若い人にはあまり伝わりにくい魅力があるのかなと思っています。それでも最近はカフェとかが出来て大分人が増えたので嬉しいです。奈良市内ばっかり盛り上がってますが、飛鳥はもちろん斑鳩や吉野の方にももっと注目して人が増えると嬉しいです。
修学旅行でちょっと寄っただけで奈良に行った気になるのはもったいない!と声を大にして言いたいです。
奈良の良さは、街を歩いたりゆっくり過ごしたりして初めて分かる部分が大きいと思います。
一番の魅力である心が落ち着く雰囲気は、奈良では当たり前のようにあるので気付きにくいかもしれないけれど、旅を振り返った時必ずいい気持ちや癒しになるはずなので是非良さを知ってほしい。
できればこれ以上観光化や都市化はしないでいただければ…。
地元シックになった時は「大阪にいれば、いつでも奈良に行けるんだ…!」と自分を励まし、仕事で疲れた時は「次の休みに奈良に行こう…!」と考えると頑張れます。ありがとう、奈良‼︎
京都とは異なる魅力があり、関東で生活しているが、奈良の魅力を伝えたく、奈良ソムリエの勉強を開始した。奈良への興味は尽きることがない、。貴誌も愛読している。
縁を結いてを近鉄さまで使用されてたのを聴くのが毎回奈良に行く度の楽しみにもなってました。また機会あれば是非ともコラボお願いしたいです!
日本の原点だとおもいます。
自然や仏像、形あるものないものに畏敬の念をもつことのありがたさを改めて感じられる場所だとおもいます。お寺などの建築物や正倉院展 でみられる、御物の細やかかつ大きなものへの先人たちの技術、素晴らしいです。
朝起きたら目の前に古墳がある、五重塔がある、お昼にお寺の鐘が聞こえる、夕方に二月堂から夕陽を眺める、なんて羨ましい生活が私の夢です。あさみさんのように移住も考えましたがなかなか勇気がでなくて、今に至っています。これからもいろいろなところから情報を得て、奈良に癒されに行きます。
首都圏では、なかなか奈良に目を向ける人が少ないのが現状だと思います。やはり、京都に負けています。。。でも、奈良には京都には無い素晴らしさがたくさんあると思うので、奈良県頑張ってもっともっと奈良をPRして欲しいなと思います。京都より先に都が出来たのは奈良!日本の国の始まりは奈良!!とても重要な事だと思います。奈良は、全ての日本人の故郷の様なものだと私は思うのです。奈良の良さをもっと多くの人に知って欲しいです。そして、奈良の鹿が大好きなので、鹿を守って行く事にも少しでも
大和は国のまほろ
たたなずく青垣 山ごもれる
やまとしうるわし

万葉集のお歌のとおりです!
奈良の良さは奈良の文化、伝統を町の住民と鹿が日常の生活の中に生かし支えていること。
何度でも同じところに行きたいと思いますし、行ったことがないところにもいろいろ行ってみたいです。将来的に老後?は奈良で暮らせたらいいなあ…という夢があります。どうなるかはわかりませんが…
自身の進学の関係で四年ほど奈良に暮らしていましたが、人も町も新奇なものを求めすぎず、そのままの奈良を大切にしていく姿勢が感じられました。ゆっくり時が流れていくようなあの独特な時間感覚は奈良でしか味わえないなと思います。
生きてるうちに奈良に住みたいです。
まだまだ行きたいスポットがいっぱい残っていてキリがないよ〜と少々焦っています(老いとの競争)
三十年ぶりに天理ラーメンにも行きたい!
奈良マラソンはたくさんあるマラソン大会の中でも最もホスピタリティの高い大会です。
東京マラソン大阪マラソンよりも素晴らしいおもてなしが随所にあります。ランナーであれば一度は走ってみるべきです。
かき氷と冬花火で、すごく大好きになりました。ムジークフェスタにも行ってみたいと思います。
大和郡山の隅っこから離れる時に、お世話になったお隣さんに「奈良 良いとこですねぇ。。。来れてよかった」と言ったら「のどかでいいでしょ?」と言われた事が非常に印象的でした。
すぐそこに国宝で世界遺産の塔があるのに!「のどかさ」を自慢されて一瞬びっくりしたんですが…この感じが奈良の(人の)魅力やなぁと思いました。もちろん のどかさも愛しています。
私の目標は奈良に住む事。
奈良との縁を繋いでおきたいという理由でまほろばソムリエ目指し奮闘中です。(次 一級)
最近本当に観光客が増えてきたように思います。自治体主催のイベントも色々企画されていて訪れるきっかけも増えました。訪れる人は増えても、のんびりとした雰囲気はそのまま残ってほしいと願っています。
女性お一人様の宿泊@吉野山周辺とか中部から南部地方が少ない。地方への公共交通機関でのアクセスに限界があるようですね。結果、身体障害者は諦めしかない。レンタカーの拠点も少ないし。野迫川とか玉置神社とか他県からのアクセスになりがち、奈良にさほどお金を落とせない、残念。
奈良が大好きです!できたら嫁ぎたいくらい!!行ってみたい場所がたくさんあり、また、一度訪れた場所でも、もう一度行きたい場所もあり、本当に何度訪れても足りません。持統天皇が好きなので、初めて藤原京跡を訪れたときは、心が震えました。また、出会う人もとても親切で、奈良での出会いも楽しみの一つです。
フルコトさんはちょっと遠いので、一度しか行けていませんが、ことのまあかりさんには必ず行っています。おやつも雑貨も最高です。
奈良の自然のものが多いところが好きです。そして、日本のはじまりの場所とされるところがあり、心が穏やかに整う氣がします。
地元(鹿児島)で奈良に旅行する話をすると第一声が「は?京都じゃなくて?」なんです。「違う違う、都ができたのは奈良が先だし、奈良の奥ゆかしく歴史が脈々と受け継がれている漢字がわからないかなあ。」「野生動物とあんなに身近に共生している町なんかないぞ!」といつも声を大にしています。これからも奈良通いは続きます!
行く度ごとに違う表情があり、行ってみたいところがまだまだたくさんあります。
「奈良は何もない」と言う方がいますが、奈良の魅力を感じない人には「何もない」となってしまうのではないでしょうか。東京のまほろば館のイベントにも参加してみたいと思うのですが、なかなか参加できなくて残念です。
奈良は私にとって癒しの場所でもあるので、疲れてきたりすると奈良に行きたくなります。「あー、奈良に行きたい」と声に出てしまうこともあります。実は今も無性に奈良に行きたいです。
まだまだ知識も何もありませんが、もっともっと奈良のことを知りたいなと思っています。
これからも楽しみにしています。
もっとみんなに奈良に行ってほしい。が、京都のようにはなって欲しくない。
大人になってからの奈良かなと思うようになりました。若いうちに気付く良さもあると思いますが、年を重ねるごとにまた行ってみたいと思うようになりました。
難しいことは何もわからないタイプなのですが、目の前にその難しいと思っていたモノがあって目で見ることができる。
教科書に載っていた二次元ではなく【そこに在るもの】を見て心で感じて楽しめます
何度でもいきたくなる、奈良。
行きたいとこあげればキリがないほど。
ならびたりは、しっかり参考にさせていただいてます。たび手帳も、しっかり活用したいです。
奈良巡りをするようになって、仏教とは何かも考えるようになりました。自分は死ぬんだとわかったら、日々の生き方が変わりました。奈良で知った一番大切なことは、どう生きて、どう死にたいのかを考え、自分自身を内省することです。
奈良が大好きな一観光客としては、奈良はあまり観光的に無理をせず、一人ひとりの素朴な人の優しさで以って人をもてなして頂き、また歴史や風土を大切に保っていって欲しいです。地元の方は切望されるのかもしれませんが、出来ればリニアは通って欲しくありません。私の大好きな東大寺二月堂からの夕日と、日が昇る飛火野がいつまでも残っていて欲しいです。JRと近鉄奈良交通と徒歩で廻れる奈良が好きな「わがままな一観光客」の意見としてお許し下さい。

 

いやーみんな熱い・・・!

たくさんの「奈良好き」さんたちの意見を目にすることが出来て凄く楽しかったです。ご協力ありがとうございました。

詳細なアンケート結果をご覧になりたい方は、お手数ですがご連絡いただけると幸いです。(使用用途などを教えていただきたいと思います~)

またメールマガジンのほうで、抽選結果をお知らせしたいとも思います。

(抽選で3名様にうちの商品も含めた奈良グッズをお送り致します)

ありがとうございました!

「好き」ありきの情報発信

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先日東京で奈良好きな方たちと色々お話する機会がありまして、奈良って他府県と比べても奈良が好きな人の個人発信が多いような気がする、と言われました。

奈良のことを個人の範囲で発信するということについては、私は19年前から当事者です。そして周りの人が当然のようにやっていることなので、それを奈良以外の場所と比べて客観的に考えたことがなかったのです。でも言われてみればそうなのかもしれないなあ。

「発信」とか仰々しく言ってますが、書いている側は単純に自分の感動をSNSに書いたりブログに書いたりしているだけで、みんな発信しなきゃ!ってほど気負ってないとは思う。でも個人が「好き」「楽しい」という気持ちを書いたらそれを誰かが目にとめてくれて、自分も体験したいと思い、行動に移す人もいるというのはやはり結果として「発信」になってるんですよね。誰もが発信できる、すごい時代になったなあと思います。

以前とったアンケートの結果の集計が遅くて大変申し訳ないのですが、アンケート結果をみても、みんながスマホをもち、SNSがいつでもどこでも出来る状況になったというのは大きいです。デジカメで写真を撮って、データをうつして、それをPCから更新するという手間、またはガラケーで撮影してガラケーでブログをカチカチ打ってたりとかはしてましたが、やはり手間だった。今やスマホ1つあれば何でもできるって改めて考えるとほんとうにすごいですね。

 

奈良が好き、と一言で言っても、様々な切り口、様々な見方があります。それはもう無限にあります。web上で色々できる世の中なので、それぞれが様々な見方でみたものを表に出していったら良いですよね。

好きという気持ちが発端になって色々なことが盛り上がっていくのがいいな。盛り上げるために、人を呼ぶために大掛かりな仕掛けをするのではなくて、誰かの「好き」「楽しい」が結果的に情報発信になっているというのが自然でいいな、そうあって欲しいなと思います。

アンケート結果と、もうひとつ思った「奈良ファンが増えた(ような気がする)理由」についてはまた後日にまとめます。

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昨年講演を聞きにいって最初から最後までうなずきすぎて頭が痛くなる(笑)くらいだった、藤本智士さんという編集者の方が「一人ひとりがローカルメディア」だと仰っていました。

藤本さんの7月に出た本、「魔法をかける編集」は紙の上の編集のことを書いているわけでなくて、何事にも編集が必要であり、誰もがそれを出来るということを仰っています。様々な人にお勧めしたいです

魔法をかける編集 (しごとのわ)

魔法をかける編集 (しごとのわ)

 

 編集と言うと、文章を仕事にしている人たちだけに、必要なスキルと思われがちですが 企画や商品開発、町おこし……あらゆるビジネスに役立つ技術なのです。「すごくいい商品なのに伝わらない」「田舎に人が来なくて諦めモード」「イベントやっても盛り上がらない」こんな悩みを解決する編集のプロセスとコツを公開。紙やウェブだけではなく、モノ・街・人などを編集することで、マイナスをプラスに変えたり、忘れられていたものを人気商品にしたり、ローカルから全国へ発信できたりします。ビジネスの武器となる編集力を身に付けましょう。

 

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あ、そうそう先日やっと東京日本橋の「あをによし」さんに行ってきました。奈良の食材を使っていて奈良の地酒がたくさんあるお店です。めちゃめちゃ美味しい奈良の野菜のサラダと鴨のすき焼きを食べてきました。

東京に住んでいるときに作ってほしかった!!(笑)

東京近郊の方はまほろば館とセットでぜひ行ってみてくださいね。

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www.hotpepper.jp

13日のまほろば館、14日の池袋での講座・イベントにご参加くださった皆様、ありがとうございました!

 

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13日のまほろば館、14日の池袋での講座・イベントにご参加くださった皆様、ありがとうございました!本当にたくさんの方にご参加いただきました。講師の先生方も本当にありがとうございました。

 

参加者の方から、「歴史上の人物が身近に感じた」と言っていただき、私が言いたいことが伝わっていたようでとても嬉しかったです。

天皇になった皇女たちのあとがきにも書いたのですが、奈良は古代の女性たちの祈りや願いが、今も生きているところだと私は感じています。

社寺の仏像や建築物の造形的な部分だけではなくて

「誰が、何のために」

作った、作らせたものなのか、というところ。古代の人たちの祈りや願いを日常やまつりに受け継ぐ人たちがいるからこそ、今があるということをもっともっとたくさんの人に知ってもらいたい。古代の人々の生き方を知ることで、自分の生き方にもつながってくることだと思うのです。

古代の女性にスポットをあてたことは、今後も色々やっていきたいと思います。倉橋さんとの「奈良時代の女性たちの祈りを歩く」は、東京でお話したことをもう少しはしょったバージョンになりますが、3月16日、23日の金曜日にことのまあかりで予定してます。こじんまりとお話をしたいと思いますので、よかったらご参加くださいね。その後の予定は今のところ未定です~。私個人の企画でも色々やるつもりでいますので、またチェックしていただけると幸いです。

ws.formzu.net

 

あとちょっといつもと毛色が違う感じで、元正天皇の話しをします。(お水をのみ比べと思っていますが、もしかしたら養老の水で炊いた七種粥を出すかも。確定したら追記します。あとこちらはもうすぐ定員になります)

kotonomaevent.hatenablog.com

というわけで、今後も古代の女性たちについて色々とやっていきたいと思います。

 

人生の半分

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私は今年で40歳になるんですが、20歳の時に奈良にはまって通い始めたので、
今年で奈良歴が20年になります。奈良に生まれても育ったわけでもない私が、人生の半分、奈良という土地を好きになって憧れて、通って、引っ越して今があります。

修学旅行で「またここに来たい!」と強く思い、就職をした年に幼馴染と京都と奈良を旅行したのがきっかけでした。奈良にだけずぶずぶとはまってしまいました。
奈良のためにお金と時間を作って、限られた時間で奈良のあちこちを旅してきました。

よく母などには「何で飽きないの?」といわれるんですが、逆に飽きる要素がどこにあるのか私にはわからない。
人生の半分も夢中になれる場所があるって幸せなことだったなあと思います。

来年からは、「人生の半分以上、奈良が好き」と言えるようになるんですね。改めてこうして書くと感慨深いですね。
死ぬ前に、奈良のことばかりな人生だったなあと振り返るのだろうなあ。(いつ死ぬかわかりませんけど)

20年の間に、現在の奈良の土地のことも、過去の奈良のことも、様々なアプローチでみてきました。この年月をかけて私の中にインプットし、蓄積してきた様々なことを、お店だったり、執筆活動だったりと様々な形で表に出すことで、今の生活があります。

これは本当にありがたいことだなあと思っています。

 

奈良、面白いところです。同じことを20年も言い続けている。交通的に旅人でも行きやすい北部だけではなく、土地のことを知るたび、歴史を知るたび、地元の人たちに出会うたび、ますます楽しさが増していく。知るたびに、さらに知りたいことは増えていきます。


盛り上げたいとかどうこうしたい、という気持ちはまったくないです。これからも楽しんでいきたいし、奈良を愛する人たちがもっと奈良を楽しんでいけるようなことをして行きたいな、と思っています。